共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年4月 - 2014年3月

やさしい日本語を用いたユニバーサルコミュニケーション社会実現のための総合的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
22242013
配分額
(総額)
35,100,000円
(直接経費)
27,000,000円
(間接経費)
8,100,000円
資金種別
競争的資金

本研究では「やさしい日本語」という概念の明確化に努め、「やさしい日本語」には、(1)補償教育、(2)地域社会の共通言語、(3)地域型初級、という3つの側面があることを明らかにした。次に、「やさしい日本語」の理念にもとづく教材を作成し、それを用いた新しい地域日本語教育のあり方を伝えるため、日本全国で講演やワークショップを200回以上開催した。
公的文書の書き換えの規格化にも取り組み、経験10年以上の日本語教師の手で公的文書を書き換えたコーパスを作成・公開し、「やさしい日本語」に書き換えるための支援ツールを開発した。「やさしい日本語」に関する研究を総括し今後の研究の方向性を示す一般書を公刊した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22242013/22242013seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 22242013