2010年4月 - 2014年3月
やさしい日本語を用いたユニバーサルコミュニケーション社会実現のための総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究では「やさしい日本語」という概念の明確化に努め、「やさしい日本語」には、(1)補償教育、(2)地域社会の共通言語、(3)地域型初級、という3つの側面があることを明らかにした。次に、「やさしい日本語」の理念にもとづく教材を作成し、それを用いた新しい地域日本語教育のあり方を伝えるため、日本全国で講演やワークショップを200回以上開催した。
公的文書の書き換えの規格化にも取り組み、経験10年以上の日本語教師の手で公的文書を書き換えたコーパスを作成・公開し、「やさしい日本語」に書き換えるための支援ツールを開発した。「やさしい日本語」に関する研究を総括し今後の研究の方向性を示す一般書を公刊した。
公的文書の書き換えの規格化にも取り組み、経験10年以上の日本語教師の手で公的文書を書き換えたコーパスを作成・公開し、「やさしい日本語」に書き換えるための支援ツールを開発した。「やさしい日本語」に関する研究を総括し今後の研究の方向性を示す一般書を公刊した。
- ID情報
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- 課題番号 : 22242013