2009年 - 2012年
次世代自己・バルーン拡張型薬剤溶出被覆ステントの開発と安全性試験
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
次世代のステントの基礎的研究を行った。既存のステントで問題となっている断端部での内膜肥厚解消法を検討した。末端部の形状を変更する方法、ニチノールパイプ厚を変更する方法、辺縁部に強い研磨をする方法、熱処理による記憶を替える方法などが提案された。ステント材としてニオブを使用することは、生体内の安全性試験ができず、現時点で確認ができていない。さらに安全性を考慮した金属材料、処理方法は今後の課題である。
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- 課題番号 : 21390337
- 体系的課題番号 : JP21390337