MISC

2009年4月

【HGF/c-Met】Interface on Cancer Therapy HGFとEGFR-TKI

がん分子標的治療
  • 山田 忠明
  • ,
  • 矢野 聖二

7
2
開始ページ
102
終了ページ
110
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)メディカルレビュー社

EGFR-TKIは、現在進行NSCLC患者を対象に投与され、その全体像についても認識されつつある。2004年にはEGFRの活性型遺伝子変異を有する症例が発見され、治療効果との相関が報告された。一方で、EGFR-TKIに対する耐性機構に関する知見も集積されつつある。われわれは、EGFR-TKI耐性誘導機構の1つとしてHGFの関与の可能性を報告した。HGFはc-Met受容体のリン酸化を介し、EGFRおよびErbB3とは無関係にPI3-K/Aktシグナルを活性化し、耐性誘導を惹起する。EGFR-TKI耐性の分子機構が次々と明らかになってきており、その克服に向けたトランスレーショナルリサーチの進展が期待される。(著者抄録)

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ID情報
  • ISSN : 1347-6955
  • 医中誌Web ID : 2009185002

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