山内 健生

J-GLOBALへ         更新日: 18/12/05 23:26
 
アバター
研究者氏名
山内 健生
 
ヤマウチ タケオ
URL
http://www.hitohaku.jp/researchers/yamauchi.html
所属
兵庫県立大学
部署
自然・環境科学研究所
職名
准教授/主任研究員
学位
博士(学術)(広島大学), 理学修士(九州大学)
その他の所属
兵庫県立人と自然の博物館
科研費研究者番号
00363036

プロフィール

広島市出身。専門は動物分類学・衛生動物学。
九州大学農学部動物学教室でダニ類と甲殻類について学ぶ。九州大学大学院比較社会文化研究科生物体系学教室で昆虫学を学ぶ。日本学術振興会特別研究員、比和町立自然科学博物館職員、ホシザキ野生生物研究所研究員、広島大学大学院助手、富山県衛生研究所主任研究員などを経て現職。
免許・資格:普通自動車第一種免許、学芸員、司書

研究分野

 
 

経歴

 
2014年4月
 - 
現在
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 准教授(任期有り、再任可)
 
2014年4月
 - 
現在
兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員(兼任)
 
2007年4月
 - 
2014年3月
富山県衛生研究所 研究員(2011年4月からは主任研究員)
 
2005年
 - 
2007年
広島大学大学院 国際協力研究科 助手(任期有り、再任不可)
 
2003年
 - 
2005年
広島大学大学院 生物圏科学研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター 助手(任期有り、再任不可)
 
2001年
 - 
2003年
 ホシザキ野生生物研究所(島根県立宍道湖自然館内) 研究員
 
2001年
   
 
 日本学術振興会 特別研究員
 
2000年
   
 
比和町立自然科学博物館 職員(任期有り、再任不可)
 

学歴

 
1998年4月
 - 
2000年3月
九州大学大学院 比較社会文化研究科 国際社会文化専攻修士課程
 
1994年4月
 - 
1998年3月
九州大学 農学部 畜産学科
 
1991年4月
 - 
1994年3月
広島県立安古市高等学校  
 

委員歴

 
2018年7月
 - 
現在
環境省  希少野生動植物種保存推進員
 
2015年
 - 
現在
日本昆虫分類学会  評議員
 
2014年
 - 
2017年
佐々 学生誕100年記念事業実行委員会  委員
 
2013年
 - 
現在
都市有害生物管理学会(旧 日本家屋害虫学会)  編集委員
 
2013年
 - 
現在
都市有害生物管理学会(旧 日本家屋害虫学会)  評議員
 
2012年
 - 
現在
日本衛生動物学会  幹事
 
2011年
 - 
現在
日本衛生動物学会  編集委員(2015年から2018年5月までは編集長)
 
2007年
 - 
2018年5月
日本衛生動物学会  情報委員
 
2016年2月
 - 
2016年3月
日本昆虫学会第76回大会・第60回日本応用動物昆虫学会大会 合同大会運営委員会  総務
 
2013年
 - 
2015年3月
日本衛生動物学会  自然史学会連合連絡委員
 

受賞

 
2011年4月
日本衛生動物学会 第21回佐々賞
 

論文

 
New records of ixodid ticks (Acari: Ixodidae) from Kerama Island Group and Kume-jima Island, Central Ryukyu Islands, Japan
Yamauchi, T. and Hoshina, H.
Japanese Journal of systematic Entomology   24(2) 291-292   2018年11月   [査読有り]
Haemaphysalis hystricis was collected in Tokashiki-jima Island, Kerama Island Group, Central Ryukyu Islands, Japan.
This is new record of H. hystricis in Kerama Island Group. Amblyomma geoemydae is newly recorded in Kume-jima Island with
collectio...
Phrurolithus splendidus Song & Zheng 1992 (Araneae: Phrurolithidae), new to Japanese fauna
Suguro, T., Baba, Y. G. and Yamauchi, T.
Acta Arachnologica   67(1) 19-21   2018年8月   [査読有り]
A phrurolithid spider species, Phrurolithus splendidus Song & Zheng 1992, is newly recorded
from Japan. This species resembles P. pennatus, but can be distinguished from the latter by male tibial apophysis
with thin finger-shaped apex, and spermat...
Fujita R, Ejiri H, Lim CK, Noda S, Yamauchi T, Watanabe M, Kobayashi D, Ito MT, Murota K, Herrera GP, Minami S, Kuwata R, Yamaguchi Y, Horiya M, Katayama Y, Shimoda H, Saijo M, Maeda K, Mizutani T, Isawa H, Sawabe K.
Virus Research   242C 131-140   2017年10月   [査読有り]
レオウイルス科に属する12分節1本鎖RNAウイルスである新規ウイルス、Tarumizu tick virus (TarTV)3株(T117, T269, T276)をキチマダニより分離・同定した。TarTVは分子系統樹からColorado tick fever virusなどを含むColtivirusに属する3番目のウイルスであることが示された。
橋本知幸,皆川恵子,數間 亨,武藤敦彦,葛西真治,駒形 修,前川芳秀,冨田隆史,渡辺 護,澤邉京子,白石 都,大石英明,山内健生,五十嵐真人,池田文明
衛生動物   68(3) 101-108   2017年9月   [査読有り]
マダニに対して,殺虫剤4製剤を各々処理し,防除効果とその持続性を評価した.4製剤は処理1~6日後に80%以上の減少率を示し,概ね速効的にマダニを駆除した.4製剤の中でプロペタンホスMC剤は48日後まで減少率80%以上を維持し,効果が最も持続した.他の剤は19日後以降,減少率は徐々に低下した.これに対して,処理区画内で地面と同様に処理し,継続配置した白布を1, 6, 31日後に回収し,マダニを24時間強制接触させた場合,フェンチオン・フタルスリン混合乳剤とフェニトロチオン粉剤では6日後までに...
Osawa, T., Baba, Y. G, Suguro, T., Naya, N. and Yamauchi, T.
Biodiversity Data Journal   5 e14789   2017年7月   [査読有り]
屋久島の5つの森林で、マレーズトラップとウインドウトラップを使ったクモ類の調査を、足掛け3年にわたり行った。その結果、31科165種3487個体が採集された。これらの情報は、生物多様性情報の標準データフォーマットDarwin Core Archiveに集積され、公的な共通データベースであるGBIFネットワークで利用可能となった。これらは、屋久島の生物多様性において重要な基礎データとなる。
子供を対象とした蚊の採集と観察に関する実習の実践
山内健生・高見咲恵・廣田編子・高瀬優子・田丸真奈維
都市有害生物管理   7(1) 15-21   2017年6月   [査読有り]
子供を対象とした実習「カをしらべよう」を開催した.受講者は,人オトリ法を用いて蚊の成虫を採集すると共に,スポイトを用いて幼虫を採集した.その後,採集した蚊を顕微鏡で観察し,スケッチした.受講者は,実習終了時に感想文を提出した.感想文には蚊に関して初めて知ったことや驚いたことが多数述べられており,参加者にとって概ね満足のいくものであったことが伺われた.また,身近な昆虫を詳しく調べることで普段は気づかない興味深い生態や形態を観察できることを知ってもらうという目標も達せられたものと考えられた.
山内健生・巽 雅代・福井 歩
東海自然史   10 21-25   2017年3月   [査読有り]
静岡県と神奈川県において,それぞれダルマガレイ科の1 種(カレイ目)とアゴハゼChaenogobius annularis(スズキ目:ハゼ科)の体表に寄生するウオノエ類の幼体が撮影された.
山内健生・高見咲恵・廣田編子
人と自然   27 81-87   2016年12月   [査読有り]
三田市有馬富士自然学習センターにおいて,ミニ企画展「切手のいきもの」を開催した.このミニ企画展では,切手に描かれた動物20種(ホネガイ,スイジガイ,カブトガニ,スベスベマンジュウガニ,キバネツノトンボ,マイマイカブリ,ギフチョウ,アカエリトリバネアゲハ,ツマベニチョウ,オオムラサキ,モリアオガエル,ホトトギス,マガン,コウノトリ,ニホンザル,ネズミ類,ニホンカワウソ,ヨーロッパアナグマ,ニホンジカ)について,実物の標本,それらの動物を描いた切手25枚の拡大写真,および関連する絵本を展示した...
Saito, N. and Yamauchi, T.
Crustacean Research   45 59-67   2016年12月   [査読有り]
日本で採集された標本に基づいてウオノエ科の新種トリカジカエラモグリElthusa moritakiiを記載・命名した。また、ソコダラエラモグリE. propinquaの新宿主記録を報告した。この論文で新種記載されたトリカジカエラモグリについて、以下のマスコミ等に記事が掲載された。毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20161216/k00/00e/040/188000c、読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20...
山内健生・中谷友美
衛生動物   67(4) 239-242   2016年12月   [査読有り]
2010~2015年に富山県で経験したマダニ人体刺症10例を報告した.今回2例を報告したタカサゴキララマダニによる人体刺症は,富山県では1976年に1例が確認されて以来の症例である.富山県では,近年のイノシシの定着にともなって,イノシシと関係の深いタカサゴキララマダニによる人体刺症が発生していると考えられる.
小松謙之,仲村 昇, 山内健生
衛生動物   67(4) 223-225   2016年12月   [査読有り]
東京都内にある鉄骨造の高層集合住宅14階の居室内で,イワツバメの巣に由来したツバメトコジラミによる被害が発生した.そこで,この居室にて,トコジラミ用の加熱殺虫と薬剤散布を実施したところ,ツバメトコジラミの防除に成功した.ツバメトコジラミは,生後1週間以内のマウスを月に2回程度与えることにより飼育可能であった.実験的にヒトからの吸血を確認した.本報告は,ツバメトコジラミによる日本初のヒト刺咬記録と本種の防除事例である.イワツバメは日本国内に普通に生息する渡り鳥であることから,ツバメトコジラミ...
Baba, Y. G., Suguro, T., Naya, N. and Yamauchi, T.
Acta Arachnologica   65(1) 11-13   2016年8月   [査読有り]
屋久島で採集されたコクサグモAgelena silvatica(タナグモ科)のギナンドロモルフ個体を記載した。
伴 光哲・山内健生
昆蟲(ニューシリーズ)   19(2) 41-49   2016年4月   [査読有り]
ナガカメムシ類(ナガカメムシ上科)の大半の種は、森林環境に生息し、熟した植物の種子を餌としている。種によって餌とする植物種に違いがみられるため、植生ごとに指標性を示す可能性が考えられるが、ナガカメムシ類と森林環境との関連性に注目した研究はこれまで行われていなかった。
本研究では、屋久島においてマレーズトラップで得られた16種のナガカメムシ類を報告した(8種は屋久島初記録種)。重複度指数を基にクラスター解析を行った結果、ナガカメムシ類の種構成は植生に影響され、森林環境においてナガカメムシ類が...
山内健生・有馬知佳
ペストロジー   31(1) 5-6   2016年4月   [査読有り]
2015年8月1日午前5時46分頃,兵庫県豊岡市で,アスファルトの舗装道路上を行進するクロバネキノコバエ科幼虫の集団が発見された.クロバネキノコバエ科幼虫の隊列は,長さが約20 cmだった.そこで,スマートフォンを用いて16秒間の動画と静止画1枚を撮影した.我が国では,本科幼虫の集団行進は,これまでに神奈川県以東で6例が確認されていただけであったため,これは西日本で初めての発見である.
山内健生・高野 愛・姉崎智子
群馬県立自然史博物館研究報告   20 181-182   2016年3月   [査読有り]
群馬県で捕獲されたツキノワグマUrsus thibetanusからタヌキナガノミParaceras melis sinensisが,ア
ライグマProcyon lotorからタヌキナガノミとネコノミCtenocephalides felisが採取された.アライグマは,
本報告によってタヌキナガノミの新宿主として記録された.
山内健生・高野温子
人と自然   26 71-74   2015年12月   [査読有り]
本州において,シソ科アキギリ属のハルノタムラソウ,ナツノタムラソウ, ミヤマタムラソウ, ダンドタムラソウの訪花昆虫を調査した.その結果,ツリアブ科1 種(ビロウドツリアブ)とハナアブ科7 種(ホソヒラタアブ,ミナミヒメヒラタアブ,ツマグロコシボソハナアブ,マダラコシボソハナアブ,キアシマメヒラタアブ,ハナダカハナアブ,マドヒラタアブ属の1 種Eumerus sp.)を確認した.
山内健生・小松謙之・仲村 昇
都市有害生物管理   5(2) 73-74   2015年12月   [査読有り]
キタトリシラミバエOrnithomya fringillina Curtisの終齢幼虫を飼育し,オアシスを用いた簡便な方法で成虫を羽化させることができたので報告した.
馬場友希,須黒達巳,山内健生
Fauna Ryukyuana   26 23-26   2015年12月   [査読有り]
鹿児島県屋久島の愛子岳の原生的照葉樹林において,国内でこれまでオス成体1個体,メス亜成体1個体のわずか2例しか採集記録のないヤマトジャノメグモAnepsion japonicum (Bösenberg & Strand, 1906) のオス成体の標本を47年ぶりに得た.
Takahashi, N. and Yamauchi, T.
Elytra (New Sereis)   5(2) 339-342   2015年11月   [査読有り]
わが国に分布するチビジョウカイ属25種のうち,これまでに2種のみが鹿児島県屋久島から知られていた.2007年に屋久島で行った野外調査により既知の2種に加え,不明種の雌個体が見い出された.そこで同島に分布するMalthodes takakuwai Takahashi, 2009の雌個体の形態的特徴を一部再調査し,不明種を含む3種を識別するため暫定的な検索表を作成した.
Sándor Hornok, Agustín Estrada-Peña, Jenő Kontschán, Olivier Plantard, Bernd Kunz, Andrei D. Mihalca, Adora Thabah, Snežana Tomanović, Jelena Burazerović, Nóra Takács, Tamás Görföl, Péter Estók, Vuong Tan Tu, Krisztina Szőke, Isabel G. Fernández de Mera, José de la Fuente, Mamoru Takahashi, Takeo Yamauchi and Ai Takano
Parasites & Vectors   8 457   2015年9月   [査読有り]
富山県のミバエ科
末吉昌宏・山内健生
まくなぎ   26 39-50   2015年   [査読有り]
富山県の3つの異なる標高(330m、664m、1,120m)にマレーズトラップを2機ずつ(合計6機)設置し、ミバエ類を採集した。その結果、34種を確認した。そのうちの28種は富山県新記録種であった。クワヤマキハマダラミバエ、イトシハマダラミバエ、デコツノハマダラミバエの分布南限を更新した。富山県のミバエ類昆虫相は低地と山地の間で種数に大きな差はないが、種構成の違いが明瞭にあると考えられた。未記載種である可能性の高いEuphranta属の1種が得られたため、その写真を示した。
Saito, N., Yamauchi, T., Ariyama, H. and Hoshino, O.
Crustacean Research   43 1-16   2014年12月   [査読有り]
大阪湾での集魚灯および伊豆大島でのスキューバ調査により採集したウオノエ科遊泳個体を形態形質に基づいて分類したところ、3タイプのマンカ幼生、ウオノコバン属(Nerocila)、ウオノギンカ属(Anilocra)、エラヌシ属(Mothocya)、および未同定属の若い個体が含まれていた。これらの形態形質を図示し、詳細に記載した。集魚灯による採集では、ウオノエ類は6月~12月に多く採集され、1月~4月にはほとんど採集されなかった。スキューバ調査では、ウオノエ遊泳個体は、水底の岩場で観察され、砂域で...
Records of ichneumonid wasps (Hymenoptera) from Yakushima Island, the Ryukyu Islands, Japan
Watanabe, K. and Yamauchi, T.
Japanese Journal of Systematic Entomology   20(1) 81-90   2014年5月   [査読有り]
屋久島より77種のヒメバチ科寄生蜂を報告した。そのうち62種は同島初記録であった。過去の全ての記録を整理した結果、屋久島から記録があるヒメバチ科の総種数は115種になった。これらの種の分布について検討した結果、屋久島の固有種は皆無であることが判明し、多くは日本本土部との共通種であり、約3分の1は奄美群島以南の地域との共通種であることも明らかとなった。本論文は、ヒメバチ科寄生蜂のファウナ(動物相)の解明が遅れている南西諸島の中にあって、一つの島に分布する種を網羅的に記録した初めての報告である。
山内健生・名古屋真弓・渡辺 護・稲崎倫子・滝澤剛則
ペストロジー   29(1) 7-12   2014年5月   [査読有り]
富山県動物管理センターと富山県内19か所の動物病院に持ち込まれたイヌ123頭とネコ77頭の体表からマダニ類とノミ類を採取した.イヌからは,キチマダニ,フタトゲチマダニ,タネガタマダニ,ヤマトマダニ,クリイロコイタマダニ,ミカドケナガノミ,およびネコノミが得られ,ネコからは,タネガタマダニ,ヤマトマダニ,ミカドケナガノミ,およびネコノミが得られた.イヌにおける優占種は,フタトゲチマダニ,ネコノミ,ヤマトマダニであった.ネコにおける優占種は,ネコノミであった.クリイロコイタマダニとミカドケナガ...
山内健生
ペストロジー   29(1) 13-17   2014年5月   [査読有り]
屋久島の原生的照葉樹林とその近隣のスギ人工林とで,マレーズトラップとウインドウトラップを用いてカミキリモドキ類を調査した.マレーズトラップでは5種が捕獲された.個体数がもっとも多かったのはカトウカミキリモドキで,全個体数の53.6%を占めた.フタイロカミキリモドキがこれに次いだ(29.0%).オオサワカミキリモドキ,オキナワカミキリモドキ,ホソカミキリモドキは少数が採集されたのみであった.カトウカミキリモドキはスギ人工林で多くの個体が捕獲された.カトウカミキリモドキは3月下旬~7月下旬に捕...
Choi, C.-Y., Kang, C.-W., Kim, E.-M., Lee, S., Moon, K.-H., Oh, M.-R., Yamauchi, T., Yun, Y.-M.
Experimental and Applied Acarology   62(4) 557-566   2014年4月   [査読有り]
Takano, A., Fujita, H., Kadosaka, T., Takahashi, M., Yamauchi, T., Ishiguro, F., Takada, N., Yano, Y., Oikawa, Y., Honda, T., Gokuden, M., Tsunoda, T., Turumi, M., Ando, S., Andoh, M., Sato, K. and Kawabata, H.
Medical Entomology and Zoology   65(1) 13-21   2014年3月   [査読有り]
本州西部と四国におけるコウモリ寄生ハエ類(クモバエ科,コウモリバエ科)の記録
山内健生・宮本大右・大島康宏・山田 勝・揚妻直樹
倉敷市立自然史博物館研究報告   29 45-46   2014年3月
クモバエ類5種:ヘラズネクモバエNycteribia allotopa mikado,コヘラズネクモバエN. parvula,ヒメヘラズネクモバエN. pygmaea,Phthiridium hindlei,ケブカクモバエPenicillidia jenynsii,およびコウモリバエ類1種:カノウコウモリバエBrachytarsina kanoiの記録を報告した。
山内健生・石原貴子
富山の生物   53 77-89   2014年3月
進野久五郎は、山形県出身の植物学者で、富山県をフィールドとして幅広く研究を行なった。進野は、『万葉集』の歌人 大伴家持が越中で歌に詠んだ植物の研究に関して第一人者であったとされるが、具体的にどのような研究をしたのかは明確にされておらず、後の研究者による再評価もなされていなかった。そこで、越中の万葉植物である葦附、堅香子、および都萬麻に関する研究史を整理し、進野による研究の独創性や万葉植物研究史における位置づけなどについて調査した。その結果、進野が支持した説はいずれも現在主流となっている説で...
山内健生
広島大学総合博物館研究報告   5 87-94   2013年12月   [査読有り]
広島大学前身校の一つである広島文理科大学は,東京文理科大学と同様,主として中等学校教員の養成を主要な目的として設立された「旧二文理大」の一つである。広島文理科大学動物学教室における1932年(昭和7年)の第1回卒業生から1953年(昭和28年)の最後の卒業生までの卒業者約120名について,卒業論文と指導教官を整理し,一覧表を作成した。これに基づき,この研究室における教育研究の変遷,及び現在の広島大学における動物学研究との関連について考察した。
山内健生・島田 拓・仲村 昇・鶴見みや古
都市有害生物管理   3(2) 61-63   2013年12月   [査読有り]
家屋内におけるアオバトシラミバエOrnithomya avicularia aobatonisの採集例を2例報告した。
山内健生・高野 愛・近藤誠司・秦 寛・八代田千鶴・鈴木正嗣
日本生物地理学会会報   68 103-105   2013年12月   [査読有り]
北海道静内郡静内町字御園の北海道大学静内研究牧場において,エゾシカの体表からヒメシカシラミバエLipoptena fortisetosaを採集した.採集したシラミバエ類は計524個体で,すべてヒメシカシラミバエの無翅成虫であった.性比が大きく偏ることなく,雄も雌も同程度採集されることが示された.
山内健生・渡辺 護
衛生動物   64(3) 189-190   2013年9月   [査読有り]
富山県において,地上約100 cmと約130 cmの高さに設置した蚊類採集用CO2トラップでフタトゲチマダニの成虫を3回採集した.蚊類採集用CO2トラップによるマダニ類の採集例は非常に珍しいと考えられるので,資料として報告した.
屋久島の原生的照葉樹林とスギ人工林におけるケシキスイ相
山内健生・久松定智
さやばね(ニューシリーズ)   11 19-23   2013年9月   [査読有り]
屋久島の原生的照葉樹林とその近隣のスギ人工林に生息するケシキスイ類を非誘引式トラップ(Townes型マレーズトラップとIBOY式ウインドウトラップ)によって捕獲し,ケシキスイ類の環境指標性を検討した.
Yamauchi, T. and Mori, A.
Biogeography   15 111-115   2013年8月   [査読有り]
汽水湖である宍道湖と中海,ならびにその周辺水域の沿岸において海藻に生息するワレカラ類を調査した.宍道湖でワレカラ類は採集されなかった.中海では全採集個体の99.9%がウミモワレカラCaprella algaceusであった.境水道では2地点で調査を行なった.このうち,水道のほぼ中央の地点ではウミモワレカラのみが採集された.一方,水道の日本海側の地点では採集個体の98%がマルエラワレカラC. penantisであった.日本海に面した3地点では8種のワレカラ類が採集されたが,ウミモワレカラは出...
Yamauchi, T., Yano, S., Yamamoto, T., Yamamoto, E. and Miyamoto, T.
Experimental and Applied Acarology   60(2) 263-270   2013年6月   [査読有り]
愛媛県における中~大型哺乳類11種を調査し、寄生マダニ類10種を採集した。この地域における日本紅斑熱のベクターと考えられているヤマアラシチマダニは、イヌ、テン、イノシシから得られた。日本紅斑熱汚染地域においてその対策を行う際、飼育犬にも媒介マダニ種が寄生しうるため注意を払う必要があると考えられた。タヌキとテンは、タカサゴキララマダニの新宿主である。タヌキ、イタチ、ノウサギは、タカサゴチマダニの新宿主である。テンは、ヤマアラシチマダニの新宿主である。
山内健生・渡辺 護
ペストロジー   28(1) 13-16   2013年4月   [査読有り]
富山県の山地(標高330m,664m,および1,120m)にて,マレーズトラップを2009年7月から9月まで連続して設置し,スズメバチ類の捕獲を行なった.その結果,2亜科16種を捕獲した.捕獲個体数がもっとも多かったのはシダクロスズメバチで,全個体数の59.1%を占めた.ツヤクロスズメバチがこれに次いだ(15.7%).3地点とも最優占種はシダクロスズメバチであったが,種構成は標高によって異なっていた.アシナガバチ亜科に関しては,標高の高い地点ほど捕獲種数と個体数が少なく,標高1,120m地...
山内健生
ペストロジー   28(1) 17-20   2013年4月   [査読有り]
富山県内の海岸地域10地点で蚊類幼虫3属7種を採集した.ヤマトヤブカ,ヒトスジシマカ,そしてアカイエカ群は、採集地点と個体数が共に多かった.キンパラナガハシカ,トウゴウヤブカ,ヤマダシマカ,クシヒゲカ亜属の1種は,1~2地点で採集されたのみであった.海岸で発生するとされるトウゴウヤブカは東部の1地点で1頭が採れたのみであった.したがって,富山県内の海岸地域では,ヤマトヤブカ,ヒトスジシマカ,およびアカイエカ群による吸血被害が発生している可能性が高いと考えられる.蚊幼虫が採集された溜り水の塩...
Obara-Nagoya, M., Yamauchi, T., Watanabe, M., Hasegawa, S., Iwai-Itamochi, M., Horimoto, E., Takizawa, T., Takashima, I. and Kariwa, H.
Journal of Medical Entomology   50(2) 300-309   2013年3月   [査読有り]
大塚外次(1913~1961)―富山県ゆかりの忘れられた動物学者―
山内健生
富山の生物   52 149-159   2013年3月
大塚外次は、富山県にゆかりの深い動物学者である。彼は、1930年代に北陸地方などの昆虫相を調査したアマチュア研究者であり、太平洋戦争中には中国の海南島へ赴いてマラリア媒介蚊の研究を行なった衛生昆虫学者であった。そして、戦後は研究テーマを大きく変え、短大で教鞭をとりながら動物内分泌学者として世界的な業績を挙げた。しかし、現在では、富山県においても彼の業績について知る者は皆無といってよい。そこで、大塚外次の足跡をたどりながら、動物学者としての外次がどのような人物であったのかを探る。
山内健生・渡辺 護・林 成多
昆蟲 (ニューシリーズ)   16(1) 24-30   2013年1月   [査読有り]
島根県産アブ類について,野外調査と標本調査を実施し,20種を記録した.島根県におけるジャーシーアブの記録(宇津田・近木, 1971)は,誤同定に基づいている可能性が非常に高いため,島根県のアブ科の種リストから本種を削除することを提案した.タイワンシロフアブ,マツザワアブ,アカバゴマフアブ,トヤマゴマフアブは島根県本土新記録となる.アカウシアブ,シロフアブ,ハタケヤマアブは隠岐諸島新記録となる.既知の記録と新記録を合計すると,28同定種が島根県に分布していることが明らかとなった.
Yamauchi, T. and Shimizu, M.
Comparative Parasitology   80(1) 136-137   2013年1月   [査読有り]
魚類寄生虫チョウArgulus japonicusを熊本市から報告した.これは,本種の九州における初記録である.バラタナゴは,チョウの新宿主記録である.
Yamauchi, T., Itoh, T. and Yoshigou, H.
Comparative Parasitology   80(1) 134-135   2013年1月   [査読有り]
日本新記録となるParabdella quadioculata(ヒル亜綱:グロシフォニ科)を報告した。宿主は、イシガメおよびヒトであった。後者は、グロシフォニ科のヒルによるアジアで初めての人体吸血例であった。患者(37歳男性)は、河川で潜水による魚類観察を行なった後に右手首に違和感を覚えて確認したところ、本ヒル個体が付着し、吸血していた。
Yamauchi, T., Satô, M., Ito, T., Fujita, H., Takada, N., Kawabata, H., Ando, S., Sakata, A. and Takano, A.
International Journal of Acarology   39(1) 3-6   2013年   [査読有り]
利尻島におけるマダニ類とマダニ保有病原微生物の調査結果を報告した。植生上からパブロフスキーマダニとシュルツェマダニを得たほか、ムクゲネズミからトガリマダニを、そしてイタチとネコからタヌキマダニを得た。タヌキマダニの分布北限が更新された。利尻島では、移入動物であるイタチがマダニ類の吸血源としてその維持に重要な役割を担っているものと推測される。
Yamauchi, T., Takano, A., Maruyama, M. and Kawabata, H.
Journal of the Acarological Society of Japan   21(2) 143-148   2012年11月   [査読有り]
マレー半島のUlu Gombakで発生したタカサゴキララマダニ(幼虫と若虫)による人体刺症例を報告した.患者は32歳の日本人男性で,昆虫の調査中,上腕部,背中,腹部,太腿の付け根付近,陰嚢をタカサゴキララマダニに咬着された.マダニに刺された瞬間に痛みがあり,刺咬部位に発赤と弱い腫脹も認められた.刺咬部位に触れるとヒリヒリする火傷のような痛みがあり,この痛みは2週間以上続いた.タカサゴキララマダニ幼虫1個体は,背中に咬着したまま日本へ運ばれた.
Yamauchi, T. and Ota, Y.
Comparative Parasitology   79(2) 350-351   2012年7月   [査読有り]
アカメウミビルによるマダラエイへの重度の寄生例を報告した。マダラエイはアカメウミビルの新宿主である。アカメウミビルは、ミクロネシアから初めて記録された。
Yamauchi, T., Nishibori, T. and Suzuki, D.
Comparative Parasitology   79(2) 348-349   2012年7月   [査読有り]
ヌマエラビルによるミシシッピーアカミミガメへの寄生例を初めて報告した.本報告は,日本における移入種ミシシッピーアカミミガメの初めての外部寄生虫の記録でもある.
Yamauchi, T., Agetsuma, N., Araki, N. and Fukushima, M.
International Journal of Acarology   38(3) 214-216   2012年4月   [査読有り]
北海道南部で,特産亜種エゾタヌキと移入種アライグマの寄生マダニ類を調査した.どちらからもヤマトマダニがもっとも多く採集された.キチマダニ, ヤマトマダニ, シュルツェマダニ, パブロフスキーマダニはエゾタヌキから初めて採集された.アライグマはパブロフスキーマダニの新宿主記録となる.パブロフスキーマダニの分布南限が更新された.
Yamauchi, T. and Nagasawa, K.
Systematic Parasitology   81(2) 147-157   2012年2月   [査読有り]
タイプ標本と新たに得られた標本に基づいて,ウオノエ科魚類寄生虫Nerocila japonicaを再記載し,近縁種との識別点を示した.汽水湖や河口で多くの本種個体が得られたことから,本種は低塩分濃度水域に適応していると考えられた.15種の魚類を本種の新宿主として記録し,本種の宿主特異性が低いことを述べた.また,本種は宿主魚類の鰭条に沿って固着し,本種の模様が鰭条に似ていることから,この模様には擬態効果がある可能性を述べた.大西洋東部とカリブ海に分布するN. acuminataが,過去に我が...
山内健生・中野浩史・長澤和也
陸水学雑誌   72(3) 211-214   2011年12月   [査読有り]
水族館の室内水槽で飼育されていたナマズの体表からチョウArgulus japonicus を採集した。今回の報告はチョウによるナマズへの2例目の寄生記録となる。また,本報告により,チョウが塩分濃度1~7‰の汽水でも発生することが初めて示された。

Misc

 
両生類・爬虫類研究者史 田子勝彌が前田曙山へ送った絵葉書
山内健生
Caudata   2 印刷中   2018年   [依頼有り]
齋藤暢宏・会田幸宏・福田航平・山内健生
Cancer   27 67-71   2018年8月
静岡県伊東市で採集されたハタンポ属幼魚から得られたウオノギンカ属Anilocraのエガトイド幼体を記載した。
富山県においてマレーゼトラップにより採集されたヒメバチ科(その1)
渡辺恭平・山内健生
つねきばち   32 29-48   2018年6月
富山県の山地に設置したマレーゼトラップによって得られた71種のヒメバチ科を報告した、そのうち63種は富山県初記録であると考えられる。なお、マルケンコブヒメバチは本州初記録でもある。
兵庫県立人と自然の博物館に収蔵されている稲原延夫コレクションのクワガタムシ科標本
横川忠司・山内健生
さやばねNS   30 22-26   2018年6月   [査読有り]
稲原延夫(1925~1985)によって収集されたクワガタムシ科標本のコレクション(約7100点)について紹介した。
山内健生
ひとはく通信ハーモニー   101 2-3   2018年6月   [依頼有り]
ライトトラップによるヤマトマダニの採集例
山内健生・渡辺昌造
都市有害生物管理   8(1) 7-9   2018年6月   [査読有り]
地表の枝の下から得られたオオトゲチマダニ飽血雌成虫
山内健生・横川忠司
都市有害生物管   8(1) 5-6   2018年6月   [査読有り]
岡山県におけるシラミバエ科2種の記録
山内健生・奥島雄一
倉敷市立自然史博物館研究報告   33 5-6   2018年3月
岡山県新記録となるヒメシカシラミバエとマツムラトリシラミバエ(アオバトシラミバエ)を報告した。
山内健生・辻 雄介
豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書   10 157-158   2018年3月
山口県周南市に設置したフライトインターセプトトラップ(FIT)でヤマトマダニ雌成虫が採集された。このヤマトマダニは、FITの回収容器を登り保存液の中へ落下したか,あるいは宿主動物の体上から落下したものと考えられる。
山内健生・柿沼 進
豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書   10 1-3   2018年3月
山口県の海浜でウスバカゲロウ科3 種を採集した.これらのうちの2 種は山口県新記録であるリュウキュウホシウスバカゲロウとクロコウスバカゲロウであった.
きしわだ自然資料館に収蔵されているウオノエ科標本
山内健生・柏尾 翔
きしわだ自然資料館研究報告   5 55-57   2018年3月
きしわだ自然資料館のウオノエ科標本68個体を調査した結果,ウオノコバン属の未同定個体、ナミオウオノエ、タイノエ、ソコウオノエ、ヒゲブトウオノエ属の未同定個体、Mothocya parvostis、サヨリヤドリムシを確認した。中島徳一郎コレクションに含まれていたM. parvostisは1941年に岸和田市で採集されたサヨリから得られた個体であった.国内に現存する戦前のウオノエ科標本は非常に少なく,これらは歴史的標本として貴重である.
四国西部の島嶼におけるヒロバカゲロウ科、ウスバカゲロウ科、ツノトンボ科の記録
山内健生・松野茂富
四国自然史科学研究   11 59-61   2018年3月   [依頼有り]
四国西部の島嶼でヤマトヒロバカゲロウ(伯方島、日振島)、ウスバカゲロウ(九島、沖の島)、コカスリウスバカゲロウ(伯方島)、ホシウスバカゲロウ(沖の島)、ツノトンボ(伯方島、嘉島、沖の島)の分布を確認したので報告した。
とやまの自然と人々と11 大塚外次(10)
山内健生
実業之富山   73(3) 22-23   2018年3月   [依頼有り]
2017年の台湾の旅を振り返って
山内健生
2017年高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾実施報告書   7   2018年3月   [依頼有り]
山内健生
PMPニュース   370    2018年2月   [依頼有り]
とやまの自然と人々と10 大塚外次(9)
山内健生
実業之富山   73(1) 52-53   2018年1月   [依頼有り]
山内健生
PMPニュース   367    2017年11月   [依頼有り]
とやまの自然と人々と9 大塚外次(8)
山内健生
実業之富山   72(11) 26-27   2017年11月   [依頼有り]
愛惜の生態学者可児藤吉氏の生地訪問及び墓参り
山内健生・久後地平・西田昭夫・原 昌久・西村 登
兵庫陸水生物   67/68 53-57   2017年11月
とやまの自然と人々と8 大塚外次(7)
山内健生
実業之富山   72(9) 26-27   2017年9月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
神奈川県昆虫誌追補版
山内健生 (担当:分担執筆, 範囲:シラミ目、ノミ目)
神奈川昆虫談話会   2018年11月   
小学館の図鑑 NEO POCKET -ネオぽけっと-12 危険生物
山内健生 (担当:分担執筆)
小学館   2018年6月   ISBN:978-4-09-217292-0
身近な危険生物への対策に最適なポケット版

危険な生き物への予防と対策がコンパクトにまとまった、安心の1冊です。

本書の大きな特徴は、
<家の周り・田畑>、<森林・山野>、<海辺>、<南の島>、<海外>
など、危険生物を生息環境別に分類していることです。

そのため、日常生活やレジャー、旅行先などにひそむ危険生物が探しやすく、
その状況に合った具体的な対処法もたいへん調べやすくなっています。

本書はポケット版ながら、約500種の危険生物を収録。
類書中最大のボリュームです。

さら...
みんなが知りたいシリーズ⑥ エビ・カニの疑問50
齋藤暢宏・山内健生 (担当:分担執筆)
成山堂書店   2017年9月   ISBN:978-4425831012
エビ・カニの仲間である甲殻類は水中で一番繁栄している生き物です。磯遊び等でも目にすることが多く、
食用にも多く利用されている身近な生き物ですが、ミジンコからフジツボまで生態が多様で意外と知られ
ていないことも多くあります。エビ・カニの色、カニの求愛ダンス、エビ・カニのアレルギー、シャコの
パンチ力、生き物を乗っ取る(洗脳する)甲殻類、エビ・カニのおいしい茹で方など、素朴な疑問からあ
まり知られていない驚きの生態まで、エビ・カニの専門家がわかりやすく解説します。
小学館の図鑑・NEO 危険生物
山内健生 (担当:分担執筆)
小学館   2017年6月   ISBN:978-4-09-217221-0
日本と海外の危険生物が大集合! なんと約750種を掲載!!
毒で刺す! 毒で咬む! 吸血する! 
食中毒を引き起こす! 大怪我をする! 
など、危険生物を「ヒトに対する危険の種類」に着目して分類。
危険生物がもつ強力な武器や毒の解説はもちろんのこと、ヒトが被害にあった実例を報告する新コーナー「事件ファイル」、ケガの症状がわかる写真や応急手当の方法を紹介する「救急コラム」も充実。
陸と海のページにわかれているから、山や海に出かける前に必要な予防と対策がよくわかる。
一家一冊、常備しておきたい...
学研の図鑑 ライブポケット⑤ 危険・有毒生物
今泉忠明・篠永 哲・夏秋 優・山内健生・城川四郎 (担当:監修, 範囲:ダニを中心とした衛生動物)
学研   2017年4月   ISBN:4052045807
身近でよく見られるものを中心に、危険・有毒生物を掲載した、野外での自然観察に必要なポケットサイズの図鑑。簡単なその対処法も掲載している。持ち運びしやすいので、野外での自然観察に必要な一冊。ARで動画も見られる。
招かれない虫たちの話 ―虫がもたらす健康被害と害虫管理
山内健生 (担当:分担執筆, 範囲:3章 マダニ人体刺症とその対策)
東海大学出版   2017年3月   ISBN:4486021258
「虫と感染症」をキーワードに、近年大きな注目を集める感染症を媒介する節足動物を取り上げる。最先端の高度な分析技術が駆使されて、さまざまな情報が解明されているこの分野の話題を、分かりやすく解説する。
佐々学先生と私・史料集
山内健生 (担当:編者)
佐々学生誕100年記念事業実行委員会   2016年3月   
全体の編集を担当した他、「佐々学が新種記載した動物目録」(上村 清・小林 貞・青木淳一・平林公男・山内健生 pp. 149-198)を分担執筆した。
ダニのはなし―人間との関わり―
山内健生 (担当:分担執筆, 範囲:第2章 病気を起こすダニ①(マダニ) 2.1 マダニとは)
朝倉書店   2016年1月   ISBN:978-4-254-64043-4 C3077
ダニの専門家による,ダニに関する正しい知識を紹介する入門書。
https://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-64043-4/

本書については、以下の書評がある。
角田 隆 (2016) 衛生動物, 67(1): 67.
木村悟朗 (2016) 都市有害生物管理, 6(1): 51.
元木 貢 (2016) ペストロジー, 31(1): 17.
改訂しまねレッドデータブック2014動物編~島根県の絶滅のおそれのある野生動物~
山内健生 (担当:分担執筆, 範囲:甲殻類等脚目, pp. 231-232, 237-239.)
島根県環境生活部自然環境課   2014年3月   
日本産蛾類標準図鑑3
山内健生・広渡俊哉 (担当:分担執筆, 範囲:スガ科, pp. 156-169; ニセスガ科, pp. 169-170; クチブサガ科, pp. 170-174; コナガ科, pp. 174-175.)
学研教育出版   2013年2月   ISBN:405405109X
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%94%A3%E8%9B%BE%E9%A1%9E%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%9B%B3%E9%91%913-%E5%BA%83%E6%B8%A1-%E4%BF%8A%E5%93%89/dp/405405109X

講演・口頭発表等

 
山内健生
第72回日本衛生動物学会西日本支部大会   2018年10月13日   
富山県におけるマダニの紅斑熱群リケッチアおよび重症熱性血小板減少症候群ウイルス保有状況調査 [招待有り]
佐賀由美子,名古屋真弓,長谷川澄代,稲崎倫子,稲畑 良,米田哲也,板持雅恵,青柳由美子,渡辺 護,山内健生,小渕正次
第72回日本衛生動物学会西日本支部大会   2017年10月15日   
岡山市の公共施設と住宅地におけるヒトスジシマカの発生状況調査 (2015年,2016年)
津田良夫,前川芳秀,葛西真治,皆川恵子,数間 亨,堀口智博,山内健生,沢辺京子
第69回日本衛生動物学会大会   2017年4月   
山裾の墓地から発生するヒトスジシマカの移動に関する実験
前川芳秀,津田良夫,山内健生,五十嵐真人,數間 亨,佐藤裕蔵,金山隆一,沢辺京子
第69回日本衛生動物学会大会   2017年4月   
種殺虫剤の野外生息マダニに対する駆除効果
橋本知幸,皆川恵子,數間 亨,武藤敦彦,葛西真治,前川芳秀,渡辺 護,冨田隆史,駒形修,沢辺京子,山内健生,白石 都,大石英明
第69回日本衛生動物学会大会   2017年4月   
島根県安来市出身の寄生虫学者・昆虫学者,岩田正俊(1897~1997)について
山内健生
第71回日本衛生動物学会西日本支部大会   2016年10月29日   
岩田正俊(1897~1997)は,島根県安来市出身の寄生虫学者・昆虫学者である.岩田正俊は寄生虫,特に扁形動物の分類学者として著名である.しかし,当初は京都帝国大学にて川村多実二の指導の元で水生昆虫(主にトビケラ目)の分類と生態について研究を行っており,我が国におけるこの分野のパイオニアの一人として位置づけられる.また,戦時中,大阪帝国大学にてマラリアとデング熱の媒介蚊の生態についても研究し,いくつかの注目すべき成果を上げた.さらに,戦後は奈良学芸大学にてブユ科の生態についても研究を行った...
Relationship between Ixodid tick fauna and its host animals in Kanagawa Prefecture, Japan evaluated by reverse line blot assay
Tomomi Sato, Haruhiko Isawa, Ryosuke Fujita, Kentaro Itokawa, Toshihiko Hayashi, Takeo Yamauchi, Mamoru Watanabe, Kyo Itoyama and Kyoko Sawabe
2016 International Congress of Entomology   2016年9月   
次世代シーケンサーを用いた吸血性節足動物保有ウイルスの迅速・網羅的な同定
伊澤晴彦、藤田龍介、小林大介、江尻寛子、糸川健太郎、山内健生、加藤大智、三條場千寿、小林睦生、佐々木年則、沢辺京子
第68回日本衛生動物学会大会   2016年4月17日   
岡山市におけるデング熱媒介蚊の発生状況と防除に関する研究:成虫の生息密度調査(2015年)
津田良夫、前川芳秀、葛西真治、皆川恵子、数間 亨、山内健生、沢辺京子
第68回日本衛生動物学会大会   2016年4月17日   
岡山市におけるデング熱媒介蚊の発生状況と防除に関する研究:幼虫発生源調査(2015年)
前川芳秀、津田良夫、葛西真治、皆川恵子、数間 亨、山内健生、沢辺京子
第68回日本衛生動物学会大会   2016年4月17日   

担当経験のある科目

 
 

Works

 
山内健生   芸術活動   2018年10月 - 2019年1月
昆虫標本(麹家 崧チョウ類コレクション)の受け入れ
山内健生   その他   2018年12月
昆虫標本(木村泰彦チョウ類コレクション)の受け入れ
山内健生   その他   2018年11月
山内健生、橋本佳明   芸術活動   2018年7月 - 2018年9月
江田コレクションは、幼少期を芦屋市で過ごした江田茂氏が収集した昆虫標本27万点余りのコレクションです。この中には、世界中から集められた蝶類標本約10万7千点が含まれており、個人コレクションとしては日本屈指の規模です。今年度、江田コレクションの中から、美術品のように美しい蝶、珍奇な姿の蝶、不思議な生態の蝶など選りすぐり、収蔵資料展を実施します。
和田年史・三橋弘宗・山内健生   芸術活動   2018年7月
魚類寄生虫ウオノエ類標本などの展示を担当
昆虫標本(奥野宏ハチ目コレクション)の受け入れ
山内健生   その他   2018年5月
アリ類を中心とした昆虫標本約19,000点など
昆虫標本(田中将宏コレクション)の受け入れ
山内健生   その他   2018年3月
アリ類を中心とした昆虫標本約10,700点など
昆虫標本(近藤文彦コレクション)の受け入れ
山内健生   その他   2017年11月
蛾類を中心とした昆虫標本約32,300点など
山内健生   芸術活動   2017年7月 - 2017年9月
衛生動物は、人の健康に害を及ぼす有害な動物です。人の血を吸うアブ類やトコジラミ、血を吸って病気(感染症)まで媒介する蚊類やダニ類、毒を持つスズメバチ類やムカデ類、さらには人に不快感をもたらす動物も含まれます。近年、我が国では、重症熱性血小板減少症候群(略してSFTS)という病気を媒介するマダニ類やデング熱(東南アジアなどで流行している病気)を媒介する蚊類が注目を集め、マスコミでも頻繁に取り上げられました。ですが、こうした衛生動物の実物標本をご覧になったことのある方は少ないと思います。
 当...
ひとはく研究員展2017「ひとはく研究の今」における「日本産ウオノエ科の分類学的研究」
山内健生   芸術活動   2017年2月 - 2017年4月
展示室の裏側にある研究室ではどんなことが行われているのか。来館者の方々に直接見ていただくことは出来ないが本当は博物館の肝としての活動である博物館の研究員が日々行っている研究の、最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝えます。

競争的資金等の研究課題

 
感染症を媒介する節足動物に関する研究
厚生労働省: 平成30年度日本医療研究開発機構研究費(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)
研究期間: 2018年4月 - 2022年3月    代表者: 沢辺京子
iDNAによる哺乳類調査法の確立と実践
科学研究費補助金(挑戦的研究(萌芽))
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 唐澤重考
生態系管理に基づく野生動物由来感染症対策
科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 岡部貴美子
形態と遺伝子に基づく魚類寄生虫ウオノエ科の分類と幼生期形態の解明
科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(若手研究(B))
研究期間: 2015年4月 - 2019年3月    代表者: 山内健生
新興・再興感染症を媒介する節足動物の対策に関する研究
厚生労働省: 平成27年度日本医療研究開発機構研究費(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 沢辺京子
兵庫県但馬沖の中層・深海域における生物多様性の解明と地域活性化の取り組み
兵庫県立大学: 平成26年度公立大学法人兵庫県立大学特別研究助成金
研究期間: 2014年       代表者: 和田年史
東南アジアにおける吸血節足動物媒介性ウイルスの網羅的探索とリスクマップ作製
科学研究費補助金(基盤研究(B)(海外学術調査))
研究期間: 2013年4月 - 2017年3月    代表者: 沢辺京子
感染症を媒介する節足動物の分布・生息域の変化、感染リスクの把握に関する研究
平成24年度厚生労働科学研究補助金(新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業): 
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月    代表者: 沢辺京子
イヌやネコなどの愛玩動物に寄生する外部寄生虫及び保有病原体に関する研究
公益財団法人大同生命厚生事業団 地域保健福祉研究助成: 
研究期間: 2012年9月 - 2013年10月    代表者: 名古屋真弓
リケッチアを中心としたダニ媒介性細菌感染症の総合的対策に関する研究(H21-新興‐一般‐006)
厚生労働省: 厚生労働科学研究費補助金(新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業)
研究期間: 2009年4月 - 2012年3月    代表者: 岸本壽男

社会貢献活動

 
【講師】  第27回日本ダニ学会大会  公開シンポジウム2 マダニと感染症〜身近に迫るリスクを正しく知る  2018年10月28日
コレクション展「美しき蝶たちとの出会い―江田コレクション展2018」について
【出演, 情報提供】  NHK  ニュース  2018年9月7日
美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展
【情報提供】  ラジオ関西  兵庫県からのお知らせ  2018年8月28日
小さくても侮れない!怖ーい吸血昆虫たち
【講師】  神戸新聞文化センター  2018年8月23日
昆虫博士と虫さがし
【講師】  豊岡市立歴史博物館―但馬国府・国分寺館―  2018年8月14日
コレクション展「美しき蝶たちとの出会い―江田コレクション展2018」について
【出演】  ハニーFM  『ハニー・モーニング・トレイン』  (「どこ行こ?そこ行こ!お出かけ日和」)  2018年8月10日
【出演, 情報提供】  毎日放送  VOICE  2018年8月8日
【講師】  公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会、兵庫県立人と自然の博物館、台北市立動物園、財団法人台北動物保育教育基金会  (台北市立動物園・東眼山)  2018年8月1日 - 2018年8月7日
美しき蝶に出会う 三田・ひとはく標本200種1千点
【出演, 取材協力, 情報提供】  朝日新聞  2018年7月31日
【出演, 取材協力, 情報提供】  毎日新聞  2018年7月23日
【出演, 助言・指導】  フジテレビ  Mr.サンデー  2018年7月22日
【講師】  日本造園修景協会兵庫県支部  日本造園修景協会兵庫県支部 設立40周年記念 造園修景講演会  2018年7月21日
【講師】  姫路自然観察の森  森のセミナー  (姫路自然観察の森)  2018年7月16日
江田コレクション展について
【出演】  J:COM  デイリーニュース~宝塚・川西・三田・猪名川~  2018年7月13日
身近な虫のはなし
【講師】  こうべ市民福祉振興協会  神戸市シルバーカレッジ  (神戸市シルバーカレッジ)  2018年6月22日
【講師】  日本ハンザキ研究所  第10回通常総会  (日本ハンザキ研究所)  2018年5月27日
蚊について
【出演】  瀬戸内海放送  KSBスーパーJチャンネル  2018年5月24日
吸血害虫の世界
【講師】  兵庫県  サイエンストライやる  (宝塚市立高司中学校)  2018年3月13日
知っておきたいマダニの話
【講師】  大阪府ペストコントロール協会  2018年2月27日
【講師】  兵庫県立大学  (淡路島、沼島)  2017年11月19日

その他

 
2016年8月   毎日放送「ちちんぷいぷい」出演
マダニについて
http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/mbs/25312/515159/
2016年8月   ラジオ関西「時間です!林編集長」出演
人と自然の博物館の昆虫展示について
http://jocr.jp/blog/sakusaku.php?itemid=14813
2016年7月   神戸新聞が記事掲載
兵庫県立人と自然の博物館で開催中の「ひょうごの昆虫展」について
2016年7月   県民情報番組「ひょうご“ワイワイ”」(サンテレビジョン)出演
兵庫県立人と自然の博物館で開催中の「ひょうごの昆虫展」についてについて
2016年5月   神戸新聞が記事掲載
企画展「切手のいきもの」について
2016年5月   神戸新聞が記事掲載
ヒトスジシマカについて
2016年4月   神戸新聞が記事掲載
兵庫県立人と自然の博物館で開催中の「ファーブルの故郷からのメッセージ」について
2015年6月   NHKラジオ第一「NHKジャーナル」出演
マダニ類から身を守る方法について
2015年5月   読売新聞が記事掲載
兵庫県立人と自然の博物館におけるトピックス展示「兵庫県の吸血マダニ」について
2014年9月   神戸新聞が記事掲載
雌雄モザイクのスズムシについて
https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201409/0007336353.shtml