2018年7月
隠れマルコフモデルを用いたテニスにおけるラリー系列からのパターン発見
JSAI大会論文集
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- 巻
- 2018
- 号
- 開始ページ
- 2H201
- 終了ページ
- 2H201
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11517/pjsai.JSAI2018.0_2H201
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 人工知能学会
<p>本研究では,テニスのモーションキャプチャシステムから取得されるボール位置データのパターン分析を行うことで,テニスの戦術企画に貢献するシステムを構築する.テニスの試合におけるラリー中のボールのバウンド位置データに機械学習を適用することで,ラリーの特徴抽出を行うことを本研究の目的としている.提案手法として,ボールのバウンドの時系列データに隠れマルコフモデル(HMM)を適用し,ラリーの統計モデリングを行った.実験では,HMMによって表現される混合要素と重心の分散を,4種類のテニスコートのエリア分割に対応させて検証を行った.さらに,初期状態確率と遷移状態確率からボールの遷移の傾向を読み取り,ラリーの特徴抽出を行った.</p>
- ID情報
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- DOI : 10.11517/pjsai.JSAI2018.0_2H201