2013年4月 - 2016年3月
乳癌治療を指向したエストロゲン受容体分解誘導剤の開発と細胞死誘導分子機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
近年我々はユビキチンープロテアソーム系を利用したエストロゲン受容体分解誘導剤SNIPER(ER)の開発を進めている。本研究において、SNIPER(ER)が乳癌細胞のエストロゲン受容体を分解後に活性酸素種(ROS)を発生させ、ネクローシス様の細胞死を誘導することを明らかにした。この結果は、SNIPER(ER)がER陽性乳癌の治療のためのリード化合物となりうることを示唆している。
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- 課題番号 : 25430164
- 体系的課題番号 : JP25430164