榑沼 範久

J-GLOBALへ         更新日: 17/11/21 02:53
 
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研究者氏名
榑沼 範久
 
クレヌマ ノリヒサ
eメール
FZB04021nifty.com
所属
横浜国立大学
部署
大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門
職名
教授
学位
MPhil(英国ケント大学大学院), 学術修士(MA)(東京大学), 学術学士(東京大学)
科研費研究者番号
20313166

研究分野

 
 

経歴

 
2014年4月
 - 
現在
都市イノベーション研究院教授 教授
 
2008年4月
 - 
現在
東京芸術大学美術学部先端芸術表現科非常勤講師
 
2013年4月
 - 
現在
東京大学教養学部教養学科非常勤講師
 
2013年4月
 - 
現在
武蔵大学人文学部非常勤講師
 
2010年4月
 - 
現在
放送大学神奈川学習センター面接講師
 

学歴

 
 
 - 
1999年
東京大学 総合文化研究科 超域文化科学専攻(表象文化論)
 
 
 - 
1998年
英国ケント大学大学院 人文科学研究科 コミュニケーション・映像研究
 
 
 - 
1990年
東京大学 教養学部 科学史・科学哲学
 

委員歴

 
2012年4月
 - 
2014年3月
横浜市芸術文化財団  先駆的芸術活動審査委員
 

論文

 
男性的眼差しとその運命―視覚表象、フェミニズム、精神分析
榑沼範久
   1998年10月   [査読有り]
「男の眼差し」はフェミニズム理論を中心に、「女の肉体」に及ぼす支配性を問題視され、批判の焦点になってきた。本学位論文は、フェミニズム理論も素材としてきた絵画・写真・映画(とくにヒッチコックの諸作品やパウエル監督《ピーピング・トム》)の細部を観察し直すとともに、フェミニズム理論を支えていたフロイトとラカンの精神分析理論を、その特異な「視覚欲動」の概念に注目することによって、「男の眼差し」を根源的受動性として見出した。
マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体[No.2]》における“運動の問題”
榑沼範久
   1993年3月   [査読有り]
イタリア未来派や映画前史(マレーやマイブリッチの高速度写真撮影)からの影響をもとに、絵画における運動の表象として語られてきたデュシャンの絵画《階段を降りる裸体[No.2]》は、運動の問題における混合物である。作品の細部を観察してみるならば、この絵画は運動を表象すると同時に、運動を解体して「遅延」を導入する「反時代的」作品であることが判明する。この見解をデュシャンのメモの読解からも支える論考。
都市と世界の未来―レヴィ=ストロースの南米を読む
『IUI YEARBOOK 2013/ 2014』   44-47   2014年3月   [招待有り]
文化人類学者レヴィ=ストロースの著書『悲しき熱帯』(1955)を彩る「サウダージ」の感覚には、しばしばレヴィ=ストロース論で指摘されるような商品文化の拡大による世界の均質化・確定化への諦念ではなく、それを「無限に上回る」大異変(南アジアの過密社会に幻視された、生活・生存の土台それ自体の地球規模での腐食)に向けられたレヴィ=ストロースの厳しい眼差しが貼り付いていることを、「感覚の地層」「二つの熱帯」「明日の世界」の三節構成で論じた。
問題の真偽と実在の区分ーギブソンとベルクソン
『思想』   近刊   2009年12月   [招待有り]
知覚と生3ー崩壊する過程のなかで
『SITE ZERO/ZERO SITE』   vol. 2 110-132   2008年6月

Misc

 
「人間的、あまりに人間的」な都市を離れて
『IUI YEARBOOK 2015/2016』      2016年3月   [依頼有り]
マニラの三木清 戦場(フィールド)について
榑沼範久
IUI YEARBOOK   (2014/2015) 55   2015年3月   [依頼有り]
絵を手掛かりに歴史展望
東京新聞   日刊    2014年10月   [依頼有り]
「測り得ないもの」に開かれた建築の "知性" と "想像力" のために
塚本由晴、榑沼範久
10+1 web site      2014年5月   [依頼有り]
いま、都市は文化を生み出すのか
榑沼範久、藤原徹平
『対話 都市イノベーションを廻る思考 2012-2014』      2014年3月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
『倫理問題101問』(マーティン・コーエン)
ちくま学芸文庫   2007年5月   
『視覚論』(ハル・フォスター編)
平凡社ライブラリー   2007年   
文庫本版訳者あとがきを付す
『ファミリー・ トラブル―近代家族/ジェンダーのゆくえ』
金井淑子、榑沼範久、橋本順光、清田友則、松原宏之 (担当:共著, 範囲:榑沼範久「〈家族なんていないと想像してごらん〉と歌わなかったジョン・レノン」(51-76頁))
明石書店   2006年   
『近代日 本の身体感覚』
栗山茂久(国際日本文化研究センター)・ 北澤一利(北海道教育大学)他 (担当:共著, 範囲:榑沼範久「〈人間化〉から〈動物化〉へ―舞踏家・土方巽の〈肉体の叛乱〉」(331-356頁))
青弓社   2004年   
『運動+(反)成長-身体医文化論II』(武藤浩史・榑沼範久編)
武藤浩史(慶應義塾大学)他 (担当:共著)
慶應義塾大学出版会   2003年   

講演・口頭発表等

 
榑沼範久、金子智太郎、福田貴成、福田裕大
表象文化論学会第10回研究発表集会   2016年11月7日   表象文化論学会
自身の発表では、榑沼範久による過去の論文[「声の暴力、耳の享楽」(2000年)と「音響による人体の爆撃」(2001年)]に不足していた、(音響による神経刺激ではなく)音響空間それ自体の観察・記述を展開していくために、ギブソンの聴覚論と寺田寅彦の音響空間・聴覚観察を活用することを提起することになった。
畠山直哉×榑沼範久 [招待有り]
畠山直哉、榑沼範久
東京藝術大学美術学部「取手ART PATH 2012」ラウンドテーブル   2012年12月   東京藝術大学美術学部先端芸術表現科
『LIME WORKS』『Underground』などの作品集によって、自然と人工、地球と都市の関係性を問い直してきた写真家・畠山直哉が、2011年3月11日以後、故郷・陸前高田の変異と母の死を契機に、写真という営みについて、個別性と普遍性について、そして作品を作るということについて根底から再考を迫られていた。その畠山とともに、芸術の場に身を置き続けることについて語り合うことになった。第61回東京藝術大学大学卒業・修了作品展・先端芸術表現科カタログ別冊『encode』(88-93頁)に記録所収。
見る、見せる、見られる [招待有り]
大澤真幸、榑沼範久、O JUN
東京藝術大学美術学部「取手ART PATH 2010」ラウンドテーブル   2010年12月   東京藝術大学美術学部先端芸術表現科
思想家の大澤真幸、画家のO JUNとともに、「見る、見せる、見られる」の諸事象と諸問題に関する意見を交換した。ゴジラが人類の前に初めて姿を現した映画の場面をO JUNが最初に投影したことを受けて、議論は「見る―見られる」ことよりも、むしろ「見せられる―見せる」の軸に重心が移り、「見せられる―見せる」の軸に、より根源的な視覚経験があるのではないかという仮説に三人の意見が集約された。DVD『取手ART PATH 2010 おまえに見せたい』の映像、および冊子(1-22頁)に記録所収。
柳澤田美+大橋完太郎+榑沼範久+平倉圭+ドミニク・チェン「映像の生態学」
「Yebizo ラウンドテーブル season.01:オルタナティヴ・ヴィジョンズ―映像の生態学」   2010年2月   
人は自分を作れるか ―ロボット工学からアートまで [招待有り]
石黒浩、加藤泉、榑沼範久、O JUN、斉藤芽生
東京藝術大学美術学部「取手ART PATH 2009」ラウンドテーブル   2009年12月   東京藝術大学美術学部先端芸術表現科
ロボット工学者の石黒浩、画家の加藤泉とO JUNと斉藤芽生とともに、石黒本人や女性アナウンサーに酷似したロボットにも触発されつつ、「自己とは何か?」「心は実在するのか?」「ロボットや彫刻・絵画などの人工物に心が宿るように感じるのは、どのようなときか?」「作品と自己との関係はどのようになりうるのか?」「なぜロボットを、なぜ絵画を描くのか?」等の問いをめぐって討議を展開した。

担当経験のある科目

 

所属学協会

 
 

Works

 
地球と建築2
石上純也、榑沼範久   その他   2012年1月
地球と建築1
平田晃久、藤本壮介、榑沼範久   その他   2012年1月
三上晴子 欲望のコード|アーティスト・トーク
三上晴子、池上高志、榑沼範久、畠中実   その他   2011年12月
これから生まれる建築と生態のために2
平田晃久、榑沼範久   その他   2010年12月
これから生まれる建築と生態のために
藤本壮介、榑沼範久   その他   2010年10月

社会貢献活動

 
東京藝術大学取手アートパストークショー「ゲンゴロン」
【】  東京芸術大学  (東京芸術大学 取手校地 メディア教育棟1F ピロティ)  2016年12月
トークショー「ゲンゴロン」
ゲスト:今井むつみ、榑沼範久
今年のトークイベントは、言語学者であり慶應義塾大学教授の今井むつみ様、東京藝術大学非常勤講師の榑沼範久様、加えて先端学生代表6名で行われる座談会。どのようにして私達は言語を取得しているのだろうか、言語が及ぼす、私達自身に対しての影響とは。あなたもきっと、色んな視点から向けられる言葉の数々に、今まで無意識だった「自分」を見つけることでしょう。
東京藝術大学 先端○展 公開講評会
【】  東京藝術大学先端芸術表現科  (東京藝術大学上野校地 絵画棟1階 アートスペース)  2016年12月
東京藝術大学先端芸術表現科1年生の展覧会(先端◯展)の最終日に開催された公開の作品講評会・講評者。
視覚文化論の現在(3)美術史
【】  立教大学アメリカ研究センター  (立教大学)  2005年3月
美術史における視覚文化論の現在を検討。
「ジェンダーと家族」-〈家族〉の肖像-ジョン・レノンの場合
【】  教育人間科学部  (横浜ランドマークタワー)  2005年2月
「ジェンダー論の新地平」-管理化しきれない残余
【】  教育人間科学部  (パシフィコ横浜)  2005年1月

その他

 
2004年4月
戦争と芸術論