村井則夫 (Norio Murai) - マイポータル

基本情報

学位: 修士（哲学）(上智大学)
博士（哲学）(上智大学)

研究者番号: 20366917
J-GLOBAL ID: 200901098082526267
researchmap会員ID: 5000054535

研究キーワード

現象学、解釈学、思想史

研究分野

人文・社会 / 哲学、倫理学 / 哲学・倫理学

経歴

2017年4月 - 2022年3月

中央大学文学部教授
2013年4月 - 2017年3月

明星大学人文学部・教授
2014年2月 - 2014年2月

慶応大学教育学部（集中講義）
2011年4月 - 2013年3月

白百合女子大学
2007年4月 - 2013年3月

明星大学人文学部・准教授
2006年4月 - 2007年3月

明星大学人文学部・助教授
1995年4月 - 2007年3月

上智大学哲学科・一般外国語（現代哲学・ドイツ語）
2004年4月 - 2006年3月

学習院大学（哲学）
2004年4月 - 2006年3月

慶應大学（三田）（哲学・倫理学）
2003年4月 - 2006年3月

明星大学人文学部・専任講師
2002年4月 - 2004年3月

慶應大学（日吉）（哲学）
2001年4月 - 2003年3月

早稲田大学文学部（思想・宗教系演習）
2000年4月 - 2003年3月

清泉女子大学文化学科（西洋思想史）
1997年4月 - 2000年3月

立正大学（二部哲学・ドイツ語）

学歴

1988年4月 - 1994年3月

上智大学, 哲学研究科, 哲学専攻
1985年4月 - 1988年3月

上智大学, 哲学研究科, 哲学専攻
1981年4月 - 1985年3月

上智大学, 文学部, 哲学科

論文

自性態と四方域――後期ハイデガーにおける概念的思考と像論

『現代思想』2月号臨時増刊号 2018年1月
「像の否定性と超越論性ーーニーチェにおける仮象の現象学」

村井則夫

『現象学年報』 (33) 2017年11月査読有り
「超越論性の変容ーー西田とハイデガーにおける媒介と像」

『西田哲学会年報』 (第14号) 51-71 2017年7月査読有り
「ハイデガーとスコラ学――超越範疇から超越論思考へ」

村井則夫

『ニュクス nyx』第4号 4 144-149 2017年招待有り
「像の現象論」に向けて —— ハイデガーの超越論的思考における媒体と像

村井則夫

情況特集「現象学」 4(6) 108-126 2015年8月
仮象の文献学と永劫回帰

村井則夫

現代思想「ニーチェはこう語った」 41(2) 48-66 2013年
様態・時間・図式 —— ハイデガーにおける超越論性の思考（3）

村井則夫

思想 (1061) 111-146 2012年9月
思考の生成と媒介性 —— ハイデガーにおける超越論性の思考（2）

村井則夫

思想 (1054) 82-108 2012年2月
田辺元のバロック哲学 —— 絶対媒介の力学性と象徴性

村井則夫

思想 (1053) 117-143 2012年1月
存在の思索と分極の力学 —— ハイデガーとニーチェにおける修辞学・解釈学・文献学

Heidegger Forum (6) 2012年
ニーチェと衣装哲学 ―― 永劫回帰と仮象のファランドール

西洋哲学研究 (1) 43-66 2011年
範疇と超越 —— ハイデガーにおける超越論性の思考（1）

村井則夫

思想 (1049) 33-57 2011年
中間領域の逸脱と分散 —— カントの人間学からハイデガーの脱人間学へ

村井則夫

哲学論集 (40) 95-119 2011年
＜表現＞の解釈学から＜像＞の解釈学へ —— ナトルプ報告を中心に

実存思想論集ニーチェの21世紀 2010年10月査読有り
文献学・修辞学・歴史学 —— 初期ニーチェにおける言語と歴史

村井則夫

理想「哲学者ニーチェ」 (684) 42-60 2010年
「華やぐ知恵」と肯定の思想 —— ニーチェの美学=感性論と哲学のドラマ

「実存の美学」実存思想論集 XXV 25-49 2010年
可能性としての人文主義 —— グラッシとアウエルバハにおける修辞学的・文献学的思考

村井則夫

思想2009年7月号「ドイツ人文主義の諸相」 (1023) 66-105 2009年7月
記憶術と方法

村井則夫

接続 8(8) 146-182 2008年
多様性の解剖 —— 『帝国』から『マルチチュード』

村井則夫

接続 7(6) 94-119 2007年
＜暗い森＞、あるいは理性の系譜学 —— ヴィーコの＜森＞をめぐって

村井則夫

接続 5(5) 212-238 2005年

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MISC

串田純一『ハイデガーと生き物の問題』書評

「図書新聞」（2018年8月18日号) 2018年8月18日招待有り
小林敏明『風景の無意識』

週間読書人 2014年8月
（書評）齋藤元紀『存在の解釈学 —— 『存在と時間』の構造・転回・反復』

実存思想論集 2(29) 4 2014年招待有り
八木雄二『神を哲学した中世 —— ヨーロッパ精神の源流

波 2 2012年10月
山口誠一訳解『ニーチェレトリック講義』

図書新聞 2011年8月
互盛央『エスの系譜』

図書新聞 2011年2月
小林敏明『＜主体＞のゆくえ』

東京新聞朝刊読書面 2010年11月
観念の位相学(トポロジー)に向けて--ブルーメンベルグのクザーヌス、ブルーノ解釈をめぐって

村井則夫

創文 (527) 45-49 2010年1月
対話の哲学、あるいは無理数の思考 —— ヴィルヘルム・フォン・フンボルト『双数について』に寄せて

村井則夫

思想「ドイツ人文主義の諸相」 (1023) 222-231 2009年7月
K. リーゼンフーバー「中世における自己認識の展開 —— 近代思想の歴史的源泉をめぐって」

Riesenhuber Klaus, 村井則夫

哲学論集 (38) 21-61 2009年
観念の位相学に向けて ?? ブルーメンベルクのクザーヌス、ブルーノ解釈をめぐって

創文 (527) 6 2009年
K. リーゼンフーバー「否定神学・類比・弁証法」

Riesenhuber Klaus, 村井則夫

思想 (1006) 6-40 2008年2月
音楽のエクフラシス

接続 (8) 2008年
ハイデガーと中世哲学

村井則夫

大航海 (62) 150-158 2007年3月
秘教的組み合わせ術、あるいはアレクサンドレイアの美徳

中央評論 49-55 2006年7月
酒井潔『自我の哲学史』

実存思想論集 21 4 2006年6月
知覚の過去と未来

村井則夫

接続 6(6) 24-29 2006年
K. P. フィッシャー「『教会の構造改革』再読」

Fischer Klaus P.

神学ダイジェスト (100) 55-73 2006年
概念創造としての哲学

西田幾多郎 27-29 2005年6月
アングレート「政治的問題としての一神論 —— キリスト教的終末論から考える」

Anglet Kurt

神学ダイジェスト (98) 5-22 2005年6月

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書籍等出版物

メタファー学のパラダイム

Blumenberg, Hans, 村井, 則夫

法政大学出版局 2022年8月 (ISBN: 9784588011467)
ニーチェ『偶像の黄昏』（翻訳）

村井則夫 (担当:単訳)

河出書房新社 2019年4月10日
New Phenomenological Studies in Japan

(担当:共著, 範囲:Heidegger's Trancendental Ontology and His Interpretation of Kant)

Springer Nature 2019年
G・ベーム『図像の哲学ーーいかにイメージは意味をつくるか』

塩川千夏, 村井則夫 (担当:共訳)

法政大学出版局 2017年9月
人文学の可能性 —— 言語・歴史・形象

村井則夫

知泉書館 2016年
始まりのハイデガー

細川亮一他編 (担当:共著, 範囲:担当：第一章「ハイデガーとスコラ学」)

晃洋書房 2015年
ニーチェ —— 仮象の文献学

村井則夫

知泉書館 2014年
解体と遡行 —— ハイデガーと形而上学の歴史

村井則夫

知泉書館 2014年
K・リーゼンフーバー『近代哲学の根本問題』

(担当:単訳)

知泉書館 2014年
H・ブルーメンベルク『われわれが生きている現実』

(担当:単訳)

法政大学出版 2014年
ハイデガー読本

森一郎他編 (担当:共著, 範囲:担当：第一章「＜カントへ還れ＞から＜事象そのものへ」)

法政大学出版局 2014年
Heidegger und das ostasiatische Denken （Heidegger-Jahrbuch 7）, M?nchen

A. Denker, al (担当:共著, 範囲:担当：Die Heidegger-Rezeption in Japan)

2013年
Fr・ニーチェ『喜ばしき知恵』

(担当:単訳)

河出書房新社 2012年
Aufnahme und Antwort. Ph?nomenologie in Japan I, W?rzburg

Y. Nitta, T. Tani (担当:共著, 範囲:担当：Schwingung und Kampf. Welt und ?daseiende Transzendentalit?t“ bei Heidegger)

2011年
西洋哲学史 I

神崎繁, 熊野純彦, 木泉 (担当:共著, 範囲:担当：「ハイデガーと前ソクラテス期の思想家たち」)

講談社 2011年
ニーチェ —— ツァラトゥストラの謎

村井則夫

中央公論新社・中公新書 2008年
K. リーゼンフーバー『中世哲学における理性と霊性』

(担当:単訳)

知泉書館 2008年
W. シュナイダース『理性の希望』

(担当:単訳)

法政大学出版局 2008年
『西田幾多郎全集』第16巻

共編, K・リーゼンフーバー (担当:共編者(共編著者))

岩波書店 2008年
新カトリック大事典第四巻

研究社 2008年

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講演・口頭発表等

シンポジウム —— ハイデガーと現代哲学の始まり

ハイデガー研究会・日本ヤスパース協会共催2015. 10. 17 2015年10月
『仮象の文献学』合評会

ニーチェ・セミナー 2015年5月
Tanabe’s Philosophy of Baroque: “Logic of Species” and “Co-existence”

間文化現象学シンポジウム 2011年11月
存在の思索と分極の力学 —— ハイデガーとニーチェにおける修辞学・解釈学・文献学

ハイデガー・フォーラム 2011年9月
直接性と媒介性のあいだ —— ハイデガーにおける脱意味化の解釈学に向けて

現象学・社会科学会 2010年12月
カントの人間学

上智哲学会 2010年10月
「華やぐ知恵」と肯定の思想 —— ニーチェの美学=感性論と哲学のドラマ

実存思想協会シンポジウム「実存の美学」 2009年6月
ニーチェと衣装哲学

学習院哲学会（三宅アーベント） 2008年12月
振動と分散 ―― ハイデガーのライプニッツ解釈をめぐって

日本現象学会シンポジウム「現象学とモナドロジー」2004.11.14 2004年11月
起源と歴史 ―― フンボルトにおける媒体としての言語

ヘルダー学会 2003年5月
構造と歴史のはざまで —— フンボルトにおける媒体としての言語

フィヒテ協会2002. 11. 9 2002年11月
仮象としての世界 —— ニーチェにおける現象と表現

現象学・解釈学研究会 2002年9月
根源的現実をいかに語るか ―― 初期ハイデガーの＜事実性の解釈学への道＞

実存思想協会・ドイツ観念論研究会合同シンポジウム「リアリズムの諸相」 2000年2月
ニーチェ・解釈学・モナド論

実存思想協会 2000年
歴史が歴史となるところ ―― ハイデガーの歴史論

実存思想協会 1997年6月
開示性と自己再帰性 —— ハイデガーの言語論

日本哲学会第56回大会 1997年5月
反復と循環 —— 『存在と時間』における歴史論

現象学・解釈学研究会 1997年
ハイデガーのニーチェ解釈をめぐって —— 『ニーチェ』第一巻における地平論の帰趨

日本現象学会 1992年
言語と解釈 —— ハイデガー前期の言語論」

上智哲学会 1992年
ハイデガー前期の地平論

上智大学哲学会 1988年

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

「間文化性の理論的・実践的探求――間文化現象学の新展開」

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2014年4月 - 2019年3月

加國尚志, 北尾宏之, 榊原哲也, 古荘真敬, 村井則夫, 吉川孝, 村上靖彦, 川瀬雅也, 神田大輔, 谷徹, 野間俊一, 佐藤勇一, 田邉正俊, 田口茂, 伊勢俊彦, 小林琢自, 浜渦辰二, 和田渡, 亀井大輔, 池田裕輔, 廣瀬浩司, 林芳紀, 青柳雅文, 松葉祥一
多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2008年 - 2012年

谷徹, 加國尚志, 日下部吉信, 服部健二, 北尾宏之, 山口一郎, 和田渡, 浜渦辰二, 榊原哲也, 村井則夫, 廣瀬浩司, 野間俊一, 田口茂, 古荘真敬, 川瀬雅也, 村上靖彦, 亀井大輔, 吉川孝, 佐藤勇一, 神田大輔, 青柳雅文, 小林琢自, 坂部恵
西洋中世における「美」の概念--新プラトン主義の受容と変容の史的解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2006年 - 2009年

樋笠勝士, 荻野弘之, 佐藤直子, 長町裕司, O'LEARY Joseph, 川村信三, 児嶋由枝, 竹内修一, 村井則夫