2013年4月 - 2016年3月
変異理論の新展開と日本語変異データの多角的分析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
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- 課題番号
- 25284082
- 配分額
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- (総額)
- 11,310,000円
- (直接経費)
- 8,700,000円
- (間接経費)
- 2,610,000円
実時間調査班は、岡崎敬語調査関連で品詞比率分析を論文化し、実時間調査の諸問題点について口頭発表を行った。札幌山鼻地区における共通語化調査では、生涯変化は観察し難いとこと、言語イデオロギーが影響力を持つことなどが判明した。混合モデル分析班は、日本在住英語母語話者同士の自然談話から、標準アクセントの使用は話者の日本語能力の自己評価と英語母語英語教師とのネットワークと相関があることを示した。言語理論班は、連濁の数量的条件を明らかにした。社会音声学班は、鹿児島方言二型アクセントの音調交替現象について起伏式音調への対応は脱方言化現象,平板式音調への対応は脱標準語化現象であることを示した。