安藤 正規
アンドウ マサキ (Masaki Ando)
更新日: 2025/12/26
基本情報
- 所属
- 岐阜大学 応用生物科学部 応用生物科学科 生物環境科学講座 生態環境学系 森林動物管理学研究室 准教授
- 応用生物科学部 附属野生動物管理学研究センター 准教授
- 連合農学研究科 准教授
- 自然科学技術研究科 准教授
- 学位
-
博士(農学)(名古屋大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901010484144048
- researchmap会員ID
- 1000368937
- 外部リンク
ニホンジカの樹木剥皮発生機構と森林への影響の解明
天然林において、ニホンジンカの剥皮は林冠を構成する大きな樹木個体を枯死させることから、森林の構造やその語の森林動態に大きな影響を与えると考えられてきた。しかし、その発生条件は単に餌不足が原因であるとされ、また森林への影響を評価した研究はなされていなかった。そこで、奈良県大台ケ原国立公園におけるニホンジカの剥皮行動について詳細な調査研究を行い、ニホンジカが樹皮を採食する要因として、これまで通説であった餌不足は該当せず、むしろ餌が豊富で質の高い時期に採食がよく確認されることを明らかにした。また、長期間にわたるニホンジカの剥皮被害が森林の草原化を促進し、ニホンジカの餌をさらに増やしてきたという複雑なメカニズムの一端を明らかにした。
野生動物の増加による自然植生の劣化・衰退状況の評価
近年、増加した野生動物による自然植生への影響が全国で問題となっているが、近年の問題であるため知見に乏しく、また被害対策にむけた迅速な状況把握が求められている。そこで、主に岐阜県内におけるフィールド調査において、野生動物の採食による天然林や湿原植生の被害状況を調査し、増加するシカの影響によって特定の群落・植物種が著しく衰退・減少してきたことを明らかにした。また湿原植生の被害に関連し、地元地域との連携により電気柵を用いた被害防除活動を実施した結果、ミズバショウを中心とする湿原の植物が順調に回復してきた事を確認した。
計算機統計学を応用したフィールドデータの解析
パーソナルコンピュータの進歩とオープンソース化された解析環境の発展に伴い、近年の生態学研究では計算機統計学を応用した様々な解析が実施されるようになった。そこで、フィールドで得た様々なデータの解析に計算機統計学を応用し、尤度をベースとした統計モデリングによるニホンジカ生息個体数の推定、ニホンジカによる森林被害の発生予測、ヤドリギ寄主の空間的特徴の表現、落葉広葉樹林における土壌呼吸量の推定等、また機械学習によるニホンジカとカモシカの糞の形態分類等を実施した。これらの解析によって、これまで推定する事が困難であった高解像度での野生動物の個体数の値や増加率等のパラメータ、様々な自然現象の最適予測モデルの構造、植物の空間自己相関構造等を明らかにすることができた。
天然林において、ニホンジンカの剥皮は林冠を構成する大きな樹木個体を枯死させることから、森林の構造やその語の森林動態に大きな影響を与えると考えられてきた。しかし、その発生条件は単に餌不足が原因であるとされ、また森林への影響を評価した研究はなされていなかった。そこで、奈良県大台ケ原国立公園におけるニホンジカの剥皮行動について詳細な調査研究を行い、ニホンジカが樹皮を採食する要因として、これまで通説であった餌不足は該当せず、むしろ餌が豊富で質の高い時期に採食がよく確認されることを明らかにした。また、長期間にわたるニホンジカの剥皮被害が森林の草原化を促進し、ニホンジカの餌をさらに増やしてきたという複雑なメカニズムの一端を明らかにした。
野生動物の増加による自然植生の劣化・衰退状況の評価
近年、増加した野生動物による自然植生への影響が全国で問題となっているが、近年の問題であるため知見に乏しく、また被害対策にむけた迅速な状況把握が求められている。そこで、主に岐阜県内におけるフィールド調査において、野生動物の採食による天然林や湿原植生の被害状況を調査し、増加するシカの影響によって特定の群落・植物種が著しく衰退・減少してきたことを明らかにした。また湿原植生の被害に関連し、地元地域との連携により電気柵を用いた被害防除活動を実施した結果、ミズバショウを中心とする湿原の植物が順調に回復してきた事を確認した。
計算機統計学を応用したフィールドデータの解析
パーソナルコンピュータの進歩とオープンソース化された解析環境の発展に伴い、近年の生態学研究では計算機統計学を応用した様々な解析が実施されるようになった。そこで、フィールドで得た様々なデータの解析に計算機統計学を応用し、尤度をベースとした統計モデリングによるニホンジカ生息個体数の推定、ニホンジカによる森林被害の発生予測、ヤドリギ寄主の空間的特徴の表現、落葉広葉樹林における土壌呼吸量の推定等、また機械学習によるニホンジカとカモシカの糞の形態分類等を実施した。これらの解析によって、これまで推定する事が困難であった高解像度での野生動物の個体数の値や増加率等のパラメータ、様々な自然現象の最適予測モデルの構造、植物の空間自己相関構造等を明らかにすることができた。
経歴
4-
2015年4月 - 現在
-
2008年8月 - 2015年3月
-
2006年6月 - 2008年7月
-
2005年4月 - 2006年5月
学歴
4-
2004年9月
-
2001年4月 - 2004年3月
-
1999年4月 - 2001年3月
-
1995年4月 - 1999年3月
主要な論文
44-
Mammal Study 48(2) 2023年4月 査読有り
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Mammal Study 47(3) 1-12 2022年4月20日 査読有り責任著者
-
哺乳類科学 59(1) 49-60 2019年 査読有り
-
日本緑化工学会誌 39(3) 381-388 2014年 査読有り
-
JOURNAL OF FOREST RESEARCH 11(1) 51-55 2006年2月 査読有り
-
Mammal Study 29(1) 73-83 2004年 査読有り
MISC
3-
野生生物と社会学会大会プログラム・講演要旨集 19th 86-87 2013年11月28日
-
大台ヶ原の自然誌 74-85 2009年
-
中森研 49 55-58 2001年
主要な書籍等出版物
7担当経験のある科目(授業)
34共同研究・競争的資金等の研究課題
17-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 2024年6月 - 2027年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月 - 2025年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月 - 2025年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月 - 2025年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月 - 2025年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2022年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2015年4月 - 2018年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月
-
岐阜大学 活性化経費 2016年5月 - 2017年3月
-
岐阜大学 活性化経費 2015年6月 - 2016年3月
-
日本学術振興会 若手研究(B) 2010年 - 2013年
社会貢献活動
8