2016年4月 - 2019年3月
近隣環境指標、運動習慣変化によるうつ症状メカニズムの縦断的解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
中部地方の一自治体に勤務する地方公務員の現職員と元職員(定年退職者)を対象に、余暇の運動習慣等に関する質問紙調査を実施した。また自宅と職場それぞれの近隣の運動関連環境をGISにより指標化した。退職者については、質問紙による自宅近隣環境に関する主観的評価の調査も行った。現職員の解析の結果、都市部在住女性において、自宅近隣のwalkabilityが高いことが余暇の散歩以外の運動習慣と関連した。一方退職者では、都市部勤労男女において、自宅近隣のwalkabilityが高いこと、公園・緑地の数が多いこと、近隣環境への主観的評価が高いことが、余暇の散歩・早歩き習慣と正に関連した。
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- 課題番号 : 16K19278
- 体系的課題番号 : JP16K19278