2007年12月
融点の異なるグラニュ糖結晶の加熱熔融経過
精糖技術研究会誌
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- 巻
- 55
- 号
- 開始ページ
- 9
- 終了ページ
- 16
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 精糖技術研究会誌
融点の異なるグラニュ糖結晶の加熱経過を示差走査熱量分析(DSC分析)により観察し、さらに熔融経過を顕微鏡で観察した。昇温速度を変えてDSC分析を行なうと、昇温速度が速くなるに従いピーク温度は高温側に移行し、ピーク高も高くなる傾向が認められ、グラニュ糖の種類によりその傾向に差が認められた。さらに、融点以下の温度で保持した場合の熔融状況にもグラニュ糖の種類によって異なるDSC吸収曲線が認められ、融点以下であっても部分的な崩壊あるいは熔融していることが示唆された。また、加熱熔融の顕微鏡観察によって、グラニュ糖の種類によって異なる熔融経過をたどることが観察された。 共同研究につき本人担当部分抽出不可能