2012年
圧搾および熱によるキノコ廃菌床の乾燥特性
廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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- 巻
- 23
- 号
- 0
- 開始ページ
- 321
- 終了ページ
- 321
- DOI
- 10.14912/jsmcwm.23.0_321
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
現在、キノコ廃菌床は農林系廃棄物として廃棄されている。廃棄物として扱われているこのキノコ廃菌床をバイオエネルギー資源として利用可能であれば、キノコ産業にとっては廃棄処理費用の節約と工場内エネルギー使用量の削減を同時に達成できる。廃菌床を経済性あるエネルギー源にするためには、低コストで含水率を下げる必要がある。キノコ廃菌床の脱水特性を明らかにすることができれば、エネルギーとして利用する際の費用削減や装置の設計に貢献できると考えられる。廃菌床の含水率を下げる方法として、一般的に自然乾燥法、機械的脱水法、熱乾燥法がある。しかし、自然乾燥法は最も低コストに乾燥できる方法であるが、乾燥時間が長いこと、周辺への悪臭問題、季節依存性等の問題点がある。そこで、本研究では、低コスト乾燥方法として機械的脱水法と熱乾燥法を組み合わせることに着目し、圧搾による脱水特性と熱乾燥による乾燥特性に関する実験を行った。
- リンク情報
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- DOI : 10.14912/jsmcwm.23.0_321
- CiNii Articles ID : 130005453405
- identifiers.cinii_nr_id : 9000347088460