2019年4月 - 2022年3月
術者の視線データを指標とした手術トレーニング方法と視線計測装置の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は脳動脈瘤に対する血管内治療を行う医師の視線情報を血管内治療のトレーニングに応用することを目的とした。実験環境を構築し、熟練医と訓練医3組の視線データを取得し解析を行ったところ、熟練医と訓練医の視線情報(眼の配り方)に少なくとも以下の2点の相違があることを発見した。
1つ目に訓練医は情報に対し、視線を切り替える頻度が低かった。2つ目に熟練医は治療の対象となる動脈瘤だけでなく視線を分散して動かしている割合が高かった。これらの結果が一部の調査対象のみで発生した事象ではなく、多くの医師で発生するものかを調査し、血管内治療のトレーニングへ応用することが今後の課題である。
1つ目に訓練医は情報に対し、視線を切り替える頻度が低かった。2つ目に熟練医は治療の対象となる動脈瘤だけでなく視線を分散して動かしている割合が高かった。これらの結果が一部の調査対象のみで発生した事象ではなく、多くの医師で発生するものかを調査し、血管内治療のトレーニングへ応用することが今後の課題である。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K09538
- 体系的課題番号 : JP19K09538
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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第17回 空間認知と運動制御研究会 学術集会(オンライン開催) 2022年3月12日
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第60回日本生体医工学会大会・第36回日本生体磁気学会大会 2021年6月16日
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自動車技術会 エレクトロニクス部門委員会 2020年12月14日 招待有り