2014年12月
擬似焼きなまし法を用いた膜曲面の極小曲面探索法
第37回情報・システム・利用・技術シンポジウム論文集
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- 開始ページ
- 85
- 終了ページ
- 90
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- 日本建築学会
本論では、解探索に確率的ゆらぎを導入した擬似焼きなまし法を用いて膜曲面の極小曲面を探索するアルゴリズムを提示した。同一境界に対して異なる極小曲面を張る回転懸垂曲面とWiener-Douglas問題の極小曲面解析を実施し、 [1] 解析制御パラメータを適切に設定することで、大域的最適解である最小面積の曲面形状が得られる[2] 解探索の回数が不十分な場合でも、再アニーリングにより最小面積曲面が得られる場合があることを例証した[3] 擬似焼きなまし法を適用した本アルゴリズムは、極小曲面を探索するという初期値依存性の高い問題に対しても有効である ことを確認した
- ID情報
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- ORCIDのPut Code : 3185
- ORCIDのPut Code : 4853