2018年12月
トンネル法を用いた極小曲面探索法
第41回情報・システム・利用・技術シンポジウム論文集
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- 開始ページ
- 200
- 終了ページ
- 205
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- 日本建築学会
多峰性関数の確定的最適化手法であるトンネル法を適用した最小面積の極小曲面を探索する数値解析手法を提示した。同一境界に対して異なる極小曲面を張るWiener-Douglas問題と回転懸垂曲面の極小曲面解析を実施し、以下の事項を確認した。
[1] 解析制御パラメータをトンネル関数の目標面積と極の強さ、極小解からの移動量とし、各パラメータを適切に設定することで、局所探索とトンネルステップを繰り返して最小面積の極小曲面が得られる。
[2] 目標面積よりわずかに小さい面積をトンネル関数に用いるとトンネルステップを脱しやすい。
[3] 極の強さと極小解からの移動量は解探索に非常に敏感であり、設定に注意を要す。
本手法は固定境界以外にケーブル等の不伸長移動境界に対しても極小化ステップで適合条件を追加すれば適応可能である。
[1] 解析制御パラメータをトンネル関数の目標面積と極の強さ、極小解からの移動量とし、各パラメータを適切に設定することで、局所探索とトンネルステップを繰り返して最小面積の極小曲面が得られる。
[2] 目標面積よりわずかに小さい面積をトンネル関数に用いるとトンネルステップを脱しやすい。
[3] 極の強さと極小解からの移動量は解探索に非常に敏感であり、設定に注意を要す。
本手法は固定境界以外にケーブル等の不伸長移動境界に対しても極小化ステップで適合条件を追加すれば適応可能である。
- ID情報
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- ORCIDのPut Code : 3185
- ORCIDのPut Code : 4853