論文

査読有り
2001年

建設契約紛争における和解と仲裁

土木学会論文集
  • 大本俊彦
  • ,
  • 小林潔司
  • ,
  • 大西正光

693
2001
開始ページ
231
終了ページ
243
DOI
10.2208/jscej.2001.693_231
出版者・発行元
公益社団法人 土木学会

本研究では建設工事において発注者と請負者の間に生じる紛争解決のメカニズムに関してゲーム理論を用いた分析を試みる. 建設工事における紛争は当事者の間で建設工事契約に関する解釈が異なることにより生じる. 紛争解決の手段として和解もしくは仲裁が存在する. 本研究では工事契約に対する解釈の違いや紛争の程度が, 紛争解決の手段選択に及ぼす影響を分析するとともに, 第3者裁定が紛争解決の効率化に果たす役割を分析する. さらに, 日本型紛争解決方式と国際紛争解決方式の相違点について考察し, 日本型紛争解決方式に残された今後の課題をとりまとめる.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/jscej.2001.693_231
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003984020
ID情報
  • DOI : 10.2208/jscej.2001.693_231
  • CiNii Articles ID : 130003984020

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