2012年9月1日
オープンソースソフトウェアを対象とした設定マニュアル自動生成システムの開発
情報知識学会論文誌,Vol.22,No.3 pp.223〜237
- 巻
- 22
- 号
- 3
- 開始ページ
- 223
- 終了ページ
- 237
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2964/jsik.22_223
- 出版者・発行元
- Japan Society of Information and Knowledge
近年,オープンソースソフトウェア(以下OSS)の利用が進んでいるが,一般にドキュメント化やマニュアル整備が進んでおらず,OSS 利用初心者にとってはOSSのインストール作業でさえ容易ではない状況にある.そこで本グループでは,Web ベースのOSS インストールマニュアル自動生成法の提案を行ってきた.しかしOSS 利用時においては,インストール後に設定ファイルの変更が必要となるケースが多い.また,アプリケーションサーバやDBMS(DataBase Management System)といったミドルウェアにおいて, OSSを採用するシステムが増加しつつあるが,これらOSS ミドルウェアでは,システム設定の最適化を行うことで,処理性能が大きく向上することが知られている.そこで本研究では,これらOSS 導入時における各種設定情報や,システム最適化技術の蓄積を目的として,設定ファイルの変更を自動的に検知し,その変更ログから自動でWebベースの設定マニュアルを生成するシステムの開発を行った.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.2964/jsik.22_223
- ISSN : 0917-1436
- CiNii Articles ID : 130003347342