2013年10月
液体金属流れ中の気泡・溶存ガス挙動解析コードの開発
JAEA-Research 2013-008
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- 巻
- 2013
- 号
- 8
- 開始ページ
- 117
- 終了ページ
- 2,1-117
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaea-research-2013-008
- 出版者・発行元
- 日本原子力研究開発機構
ナトリウム冷却大型高速炉では、1次冷却系統内に存在する気泡・溶存ガスによる炉心反応度擾乱や熱交換器性能低下などが懸念されており、冷却系統内における気泡・溶存ガス挙動を把握することは、高速炉の安定運転を担保するうえで重要である。また、J-PARCの水銀ターゲットシステムにおいては、キャビテーションによる構造材壊食を抑制するために微小気泡を注入しているが、熱交換器におけるガス蓄積を防止するため、微小気泡の挙動を評価することが課題となっている。原子力機構では、液体金属流れ(主として高速炉1次冷却材流れ)中の気泡・溶存ガス挙動を評価するため、フローネットワーク型の解析コードVIBULの整備を進めており、本研究では、解析精度向上を目的としたVIBULコードの改良と、水銀ターゲットシステムに適用するために必要なモデルの開発を行った。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11484/jaea-research-2013-008
- CiNii Articles ID : 40019852541
- CiNii Books ID : AA12117124