MISC

2011年3月

J-PARCの1-MWパルス核破砕中性子源(JSNS)

Neutron News
  • 二川 正敏
  • ,
  • 前川 藤夫
  • ,
  • 坂元 眞一

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終了ページ
19
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1080/10448632.2011.546307

J-PARCの核破砕中性子源JSNSでは、2008年5月30日に初の中性子が観測され、同年12月には初のユーザーを迎えた。2010年時点の陽子ビーム出力は120kWであり、1MWに向けて上昇中である。試運転によって、中性子性能の点でわれわれの設計が妥当であることを確認することができた。しかし、低出力条件ながら、極低温水素システムの不安定性やある構成機器での予期せぬ高線量など予期せぬ事象に遭遇した。これらの事象を理解して解決するため、原因調査と改良を継続的に行った。1MW出力の線源に到達するため、水銀ターゲット系の圧力波抑制技術,陽子ビームプロファイル平坦化技術,低放射化デカップラ材料開発等、幾つかのR\&D項目にわれわれは取り組んでいる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1080/10448632.2011.546307
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5028019
ID情報
  • DOI : 10.1080/10448632.2011.546307
  • ISSN : 1044-8632

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