MISC

2010年7月

JSNSの中性子特性の測定

Proceedings of 19th Meeting of the International Collaboration on Advanced Neutron Sources (ICANS-19) (CD-ROM)
  • 原田 正英
  • ,
  • 及川 健一
  • ,
  • 前川 藤夫
  • ,
  • 明午 伸一郎
  • ,
  • 二川 正敏
  • ,
  • 渡辺 昇*

開始ページ
8
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

JSNSのニュートロニクス設計の妥当性を検証するために、CTOF法により、すべての中性子ビームラインにおける中性子スペクトルを測定した。ガイド管を除くビームラインの測定値は、評価値と良い一致を示した。一方、ガイド管のあるビームラインでは、中性子スペクトルに差異があることが判明した。これらのことは、中性子スペクトルを系統的にかつ短時間で測定することができるCTOF法は、初期段階でのビームラインの設置の確認方法として、非常に効果的であることを示している。さらに、CTOF法を用いて、入射陽子ビーム条件やモデレータ温度などのJSNSの運転条件を変えることによる、中性子スペクトルの変化も測定した。これらの運転パラメータの中性子特性への影響は、評価値と良い一致を示した。これらは、JSNSのニュートロニクス設計の妥当性を示している。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5021652

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