講演・口頭発表等

国際会議

水銀ターゲット容器のための旋回流型気泡発生装置の最適化

13th International Symposium on Advanced Science and Technology in Experimental Mechanics (13th ISEM'18)
  • 池田 翼
  • ,
  • 粉川 広行
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  • 直江 崇
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  • 川村 駿介
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  • 田中 伸厚*
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  • 二川 正敏

開催年月日
2018年10月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
台湾

J-PARCの中性子源水銀ターゲットでは、大強度の陽子線入射により圧力波が発生する。圧力波はキャビテーションを誘発し、キャビテーションは水銀を包含するステンレス鋼製の容器に激しい壊食損傷を形成する。中性子源の高出力での安定運転のためには、キャビテーション損傷を抑制することが重要である。圧力波を低減するための手法として、水銀中への気泡注入が有望であり、水銀中への微小気泡注入のために旋回流型の気泡発生装置が開発・実装されている。本研究では、気泡発生装置に対して圧力損失を抑えて気泡注入量を増加する最適化のために、旋回流形成羽根とベンチュリの絞り比の影響を調べた。その結果、気泡注入力は絞り比を低下させることで増加した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5063638