MISC

2007年

多核種・多次元固体NMR分光法の鉱物・メルトへの応用

日本地球化学会年会要旨集
  • 薛 献宇

54
開始ページ
211
終了ページ
211
DOI
10.14862/geochemproc.54.0.211.0
出版者・発行元
一般社団法人日本地球化学会

NMR分光法は個々の元素(核種)の周りの局所構造に関する定量的情報を与えるのみでなく、多様な一次元・多次元測定法を生かすことにより、パラメータの解釈に頼らずに、原子間の繋がり情報を直接引き出せるのが大きな特長である。我々は近年様々な多核種・多次元固体NMR分光法測定法を構造プローブとして、水とケイ酸塩間の相互作用を原子レベルの視点で検証してきた。講演では含水高圧マントル鉱物の構造、含水ケイ酸塩・アルミノ珪酸塩メルト(急冷ガラス)の構造、水和した鉱物の界面構造といった応用例を挙げながら、多核種・多次元固体NMR分光法の魅力を紹介する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14862/geochemproc.54.0.211.0
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205732442752?lang=ja
ID情報
  • DOI : 10.14862/geochemproc.54.0.211.0
  • CiNii Articles ID : 130004593084
  • CiNii Research ID : 1390001205732442752

エクスポート
BibTeX RIS