萩谷 宏

更新日: 16/09/02 18:22
プロフィール
1967年茨城県水戸市生まれ。茨城県立水戸第一高等学校卒(1985)。
東京大学理学部地学科地質・鉱物コース1990卒業。東京大学大学院理学系研究科地質学専攻・博士課程1997単位取得退学。巣鴨中高非常勤講師(1993-2001)、「NHKジュニアスペシャル」及び「科学デジタル質問箱」番組アドバイザー(監修)(1998-2002)、東京大学教養学部自然科学博物館非常勤職員(2001-2006)、武蔵工業大学工学部講師(2003-2008)を経て、現在、東京都市大学知識工学部自然科学科准教授。他に放送大学非常勤講師(2007-)など。
専門は地質学・岩石学・地球史。岩石の肉眼鑑定と薄片鑑定、野外実習指導を得意とする。変成火山岩・堆積岩の微量元素組成によるテクトニクスの復元と地殻の進化が研究テーマ。初期地球の表層環境についての地質学的情報や、地殻の進化に関連して、各地の現世海岸砂の組成も研究対象としている。
フィジー諸島での資源探査に従事(2001-2003)し、その縁で南太平洋大学(USP)と共同で学生実習をフィジーで実施(2003-2008)していた。近年はフィジー(2013、東京大学)の他、ハワイ島・小笠原諸島・スコットランドなどで学生実習を実施している。
経歴
2001年2月
-
2006年3月
東京大学教養学部自然科学博物館 技術補佐員
2001年4月
-
2003年3月
武蔵工業大学工学部教育研究センター 非常勤講師
2003年4月
-
2007年3月
武蔵工業大学工学部教育研究センター 講師
2007年2月
-
現在
放送大学教養学部非常勤講師 担当科目:地球科学実習、他。
2007年4月
-
2008年3月
武蔵工業大学知識工学部化学部門 講師
2008年4月
-
2008年9月
東京学芸大学教育学部 非常勤講師 担当科目:地学概論
2008年4月
-
2009年3月
武蔵工業大学知識工学部化学部門 准教授
2009年4月
-
現在
東京都市大学 知識工学部自然科学科 准教授
2010年4月
-
2011年9月
東京学芸大学教育学部 非常勤講師 担当科目:地学概論
2013年7月
-
2014年2月
東京大学理学部地球惑星環境学科 非常勤講師 担当科目:野外巡検II、地球惑星環境学実習
学歴
-
1990年
東京大学 理学部 地学科地質・鉱物コース
委員歴
1992年4月
-
1994年3月
日本地質学会評議員
1992年4月
-
1994年3月
全国地学系院生連絡会幹事
Misc
海岸砂の鉱物組成および全岩組成に基づく土砂移動動態の推定 -湘南海岸・九十九里浜を例として
石井敦子、萩谷 宏、渡辺国広
海洋開発論文集 vol.25(No.1) 1107-1111 2009年
全岩組成分析を用いた九十九里浜の供給源の検討
石井敦子,萩谷 宏,渡辺国広
海洋開発論文集 Vo;.26(No.1) 1125-1130 2010年
書籍等出版物
新しい高校地学の教科書 講談社 2006年 ISBN:4-06-257510-8 |
世界を読み解くリテラシー 萌書房 2010年 ISBN:978-4-86065-054-4 |
小学館の図鑑 NEO 岩石・鉱物・化石 小学館 2012年 ISBN:9784092172180 |
講演・口頭発表等
自然史の新学科をつくる-東京都市大学自然科学科の挑戦
地球惑星関連学会合同大会2013 2013年
工業大学で地学教育は必要か? -フィジー諸島での自然体験実習の試み
地球惑星関連学会2004年合同大会 2004年
科学教育番組制作と連動した地学の授業展開
全国大学IT活用教育方法研究発表会 2005年
砂粒からのメッセージ
FRONT 財団法人リバーフロント整備センター 2003年
海岸砂の鉱物組成および全岩組成に基づく土砂移動動態の推定 -湘南海岸・九十九里浜を例として
海洋開発シンポジウム 2009年
全岩組成分析を用いた九十九里浜の供給源の検討
海洋開発シンポジウム 2010年
Works
フィジー諸島における自然体験実習(第5回)
2007年
フィジー諸島における自然体験実習(第6回)
2008年
競争的資金等の研究課題
火成岩・堆積岩の微量元素組成を用いた島弧地殻組成進化の解析:フィジー諸島の例
その他の研究制度
研究期間: 2003年 - 2005年