2021年11月20日
幼保施設教職員が主導する情報システム利用に至る要因の調査
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 121
- 号
- 274
- 開始ページ
- 29
- 終了ページ
- 34
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- 電子情報通信学会
本研究では,幼保施設教職員向けの情報システム開発モデル を提案する.提案モデルは 情報 分野以外の仕事に従事するメンバー,いわば一般的な業務従事者 によって情報システムが改善されたときに,情報システムの受容性が向上するという仮定に基づいている.我々は,2018年から仮説検証の一環とし,幼稚園教諭が情報システムを改善と運用する様子を調査してきた.彼ら自身によるシステム運用および改善を通じ、保育業務が改善される傾向が示唆された.教員自身が情報システムを受け入 れ継続して使用するように導く要因を技術受容モデルの観点から調査した.その結果,幼保施設教職員が情報システムを利用する要因は,有用性と使い易さである可能性を示唆する結果を得た.
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685