2020年4月 - 2024年3月
木部通水組織の機能形質変異から気候変動に対する樹木の生理的順化能力を評価する
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
(1)宮崎大学演習林のスギクローン試験地において、スギ品種ごとの肥大成長速度、木部組織および水分通道の違いについて、木部資料の採取および測定機器の設置によって調査した。
(2)スギの物質生産に遺伝および環境要因が及ぼす影響を明らかにするために,複数の地域に設置された共通圃場において,品種による生産量,窒素利用,成長様式などの違いを定量
化する。
(3)成長特性の異なるスギ2系統の形成層帯で発現する遺伝子群の季節変化を把握するため、2系統4個体ずつから採取した組織についてRNA-seqを行った。
(4)愛媛大学農学部附属演習林において、スギ品種ごとの年輪試料採取を行い、安定同位体比測定のための試料調整を行った。
(5)鹿児島大学高隈演習林にて、スギ6品種の細根形質を調べたところ、細根形質の品種間差を確認したが、斜面位置にともなう細根形質の順応的変化は検出されなかった。
(2)スギの物質生産に遺伝および環境要因が及ぼす影響を明らかにするために,複数の地域に設置された共通圃場において,品種による生産量,窒素利用,成長様式などの違いを定量
化する。
(3)成長特性の異なるスギ2系統の形成層帯で発現する遺伝子群の季節変化を把握するため、2系統4個体ずつから採取した組織についてRNA-seqを行った。
(4)愛媛大学農学部附属演習林において、スギ品種ごとの年輪試料採取を行い、安定同位体比測定のための試料調整を行った。
(5)鹿児島大学高隈演習林にて、スギ6品種の細根形質を調べたところ、細根形質の品種間差を確認したが、斜面位置にともなう細根形質の順応的変化は検出されなかった。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H03031
- 体系的課題番号 : JP20H03031
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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第134回日本森林学会大会 2023年3月
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IUFRO OKINAWA 2022