共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

スピリチュアルケアを取り入れたアドバンス・ケア・プランニングの有効性の検証

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
16H05214
体系的課題番号
JP16H05214
配分額
(総額)
17,810,000円
(直接経費)
13,700,000円
(間接経費)
4,110,000円

ビデオを活用したACPのきっかけ作りのプログラムを開発した。国立がん研究センター中央病院の膵がん教室で計3回のACP介入を行い、がん患者と家族計30名以上が参加した。約90%の参加者が「役に立つ」「これから考えていきたい」と回答した。質的調査でも、「温泉や旅行など目標をもって生きていこうと思った」などのポジティブな意見が得られた。スピリチュアルケアを取り入れたACPのきっかけ作りの介入は、①実施可能性が高く有効であることが量的に示され、②治療の意思決定支援だけでなく、生きる意味の気づきを促し継続的に支える姿勢を示すことが効果のメカニズムに寄与しうることが質的に示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16H05214/16H05214seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H05214
ID情報
  • 課題番号 : 16H05214
  • 体系的課題番号 : JP16H05214