基本情報

所属
東北大学 大学院環境科学研究科 先進社会環境学専攻 資源戦略学講座 環境複合材料創成科学分野 准教授
学位
博士(工学)(2002年3月 東北大学)

J-GLOBAL ID
200901026447939824
researchmap会員ID
5000070323

外部リンク

論文

  149

MISC

  45

書籍等出版物

  8

講演・口頭発表等

  106

所属学協会

  9

共同研究・競争的資金等の研究課題

  22

産業財産権

  9

社会貢献活動

  21

その他

  16
  • 2008年10月 - 2008年10月
    本研究では、1本のカーボンナノチューブの持つ高強度機械特性を、バルク領域まで反映させた高強度軽量のカーボンワイヤー創製技術の確立を目指します。具体的には、アセンブリー技術によりカーボンナノチューブ繊維を作製し、この繊維にグラフィン面結合・融合助剤を添加し、回転かつ引張応力を負荷しながら熱処理することにより、個々のカーボンナノチューブ同士を融合させ、高強度軽量カーボンワイヤーを創製します。
  • 2008年4月 - 2008年4月
    カーボンナノチューブ(CNTs)の特性の一つは、その構造に由来する高い機械強度であり、先端構造材料として期待されているが、母材と混合して複合体として利用するしかなく、その場合CNTそのものの特性を十分引き出すことはできなかった。申請者らはフッ素で表面を修飾した多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)を真空・高温・高圧下で放電プラズマ法によって焼結したのち脱フッ素によりダングリングボンドを形成させたところ、母材なしにMWCNTだけで固化し、それは商業用グラファイトの4倍以上の機械強度を持つことを見出した。しかしMWCNT同士の結合様式の詳細は不明であり、更に高性能の素材開発のため、その解明を目的としている。
  • 2007年4月 - 2007年4月
    質量分析装置は測定を行なう際に、まず試料をイオン化しなければならない。100kDaを超えるタンパク質はイオン化する時のレーザー照射により、タンパク質が熱分解を起こすため、タンパク質質量が測定できない。そこで熱的に安定なイオン化しやすい分子(マトリックス)を仲立ちして電荷(電子やプロトン(H+))を試料に移動させ、目的のタンパク質の親イオンを測定するが、それぞれのタンパク質に合わせたマトリックスが必要になる。そこで、平面配向した多層カーボンナノチューブ(Multi-Walled Carbon Nanotubes: MWCNTs)のみの固化体基板を使用して、マトリックス無しでタンパク質の質量を測定できる飛行時間型質量分析(Time-of-Flight Mass Spectrometry: TOF-MS)用導電性基板を開発する。
  • 2006年4月 - 2006年4月
    本研究では、①「金属ナノ粒子」、「カーボンナノチューブ」を合成、高純度精製し、②様々なサイズに分離、③サイズ制御されたナノ材料の生体組織反応性を調べ、細胞生存率や細胞からのサイトカイン放出の検索など、生化学的手法により学際センターを活用したナノ材料の細胞毒性を調べることを目的とする。
  • 2005年10月 - 2005年10月
    高温・高圧下におけるカーボンナノチューブ同士の結合・融合をモンテカルロシミュレーションにより計算し、その値を元に実験を行い、高強度であるカーボンナノチューブ固化体を作製する。
  • 2005年4月 - 2005年4月
    希土類内包ナノカプセルは直流アーク放電法により合成される。陰極にはグラファイト棒、陽極は炭素物質量に対する希土類金属の濃度を約0.2から5.1 at.%に調整したグラファイトコンポジット棒を使用し、Heガス100 Torrの雰囲気中で行われる。しかしながら、その収率は20 wt%と非常に低いことが問題である。 本研究では、①アーク放電法により、様々な「希土類内包ナノカプセル」をHe圧力を変化させることにより、大量合成し、②「燃焼酸化」と「沈降分離」を組み合わせて高純度精製することを目的としている。
  • 2005年4月 - 2005年4月
    本研究では、①「金属ナノ粒子」、「カーボンナノチューブ」を合成、高純度精製し、②様々なサイズに分離、③サイズ制御されたナノ材料の生体組織反応性を調べ、細胞生存率や細胞からのサイトカイン放出の検索など、生化学的手法により学際センターを活用したナノ材料の細胞毒性を調べることを目的とする。
  • 2005年4月 - 2005年4月
    中性粒子ビームによるカーボンナノチューブの表面改質に関する研究
  • 2005年1月 - 2005年1月
    カーボンナノチューブ表面に対する水素ガス吸着特性に関する研究
  • 2004年4月 - 2004年4月
    東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)リエゾンの支援により、東北大学の保有する材料技術、分析評価技術、微細加工技術システム設計技術、シミュレーション技術など多岐にわたる基礎・基礎技術とNECトーキンの保有する材料評価技術、デバイス設計・評価技術量産化技術を相互に活用し、共通の研究目的を達成するため研究開発活動を共同で推進、次世代の新規機能材料および革新的デバイスの開発実用化を行う。
  • 2002年4月 - 2002年4月
    カーボンナノチューブの細胞毒性とバイオ応用の研究
  • 2002年4月 - 2002年4月
    放射状単層カーボンナノチューブをフィラーに用いたゴムの特性に関する研究
  • 2001年4月 - 2001年4月
    カーボンナノチューブ複合体の機械・電気特性の研究
  • 2000年11月 - 2000年11月
    Gothenburg University and Chalmers University of Technology, School of Physics and Engineering PhysicsのProf. E. E. B. Campbell先生の研究室に短期留学し、熱CVD法によるカーボンナノチューブの合成し、精製を行った。精製されたカーボンナノチューブに対して電界電子放出特性を調べた。
  • 2000年4月 - 2000年4月
    Si 系の官能基を修飾したカーボンナノチューブの電界電子放出特性の研究