2010年3月
分子生物学的手法による草木湖のピコプランクトン群集構造解析
第44回日本水環境学会年会講演集(於 福岡大学)
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
近年、湖沼・貯水池を水源とする浄水場においてピコプランクトンによる濁度障害が問題となっている。そこで草木湖を対象としクローニングにより群集構造解析を行った。プラシノ藻綱、渦鞭毛藻綱、クリプト藻綱、従属栄養性であるビコソエカ類などを近縁種とする多様な真核ピコプランクトンが存在することが明らかとなった。多くのクローンは近縁種との相同性が90%以下と低く、複数の新規の系統群の存在が示唆された。