2010年 - 2012年
東アジアの鉄精錬に関する考古学的研究
文部科学省 科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 22520766
- 体系的課題番号
- JP22520766
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
東アジアにおける前近代の鉄精錬は二つの技術が併存する。それは製鉄法の違いにあり、中国では主に高温液体鉄生産、韓国、日本では早期には低温固体鉄生産、後に高温液体鉄生産であるが、中国では早い段階から反射炉の導入と熱処理技術の完成による精錬、後者ではまず低温固体鉄の場合は鍛打による精錬鍛冶、後の高温液体鉄の場合は卸し(下し)技法による精錬が定着する。東アジアの鉄技術の伝播は中国を中心に拡散するが、単なる体系的な技術の伝播でなく、技術の成熟度の違いによる傾斜伝播であることが特徴である。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22520766
- 体系的課題番号 : JP22520766