2012年4月 - 2017年3月
知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果に示したように、国内外の様々な領域の研究者が協働し、著作・論文・学会発表・シンポジウム・ワークショップ、講演会などの多数の業績を上げることができ、環境の実証的現象学という新分野の形成に大きく貢献した。
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- 課題番号 : 24242001
- 体系的課題番号 : JP24242001
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
科学哲学 52(2) 41-60 2020年3月30日 招待有り筆頭著者
講演・口頭発表等
3-
The 7th PEACE (Phenomenology for East Asian CirclE) Conference 2016年12月18日
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The 31st International Congreress of Psychology 2016 2016年7月28日 招待有り
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18th International Conference on Perception and Action 2015年7月17日