2013年4月 - 2018年3月
エピジェネティック毒性の通常毒性試験での検出を可能とするレポーターマウスの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
エピジェネティック毒性はその重要性にも関わらず、リスク対応が進んでいない。検出の難易度が高いことが理由の一つであり、本研究では簡便な検出を可能とするレポーターマウスの開発を行った。レポーターベクターの構築が難航したが、imprint遺伝子由来のSnrpn promoterを採用し、上流にAgouti, Daz1のpromoter配列を連結し解決を図った。培養細胞に導入し、両者ともに予想されるレポーター応答を示すことを確認した。DNA脱メチル化物質に対する応答を検討し、ともにレポーター応答増強を確認した。この結果を受け、レポーターマウス作製(外部委託)に移り、作製されたマウスの詳細解析を行った。
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- 課題番号 : 25281028
- 体系的課題番号 : JP25281028
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論文
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The Journal of Toxicological Sciences 2021年1月 査読有り責任著者