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2017年6月

【がん代謝 ワールブルグを超えて全容解明に挑む トリガーとなる分子、腸内細菌や免疫細胞の関与、標的治療の展望】(第3章)がんの代謝を制御する因子 免疫細胞の代謝とがん

実験医学
  • 鵜殿 平一郎

35
10
開始ページ
1672
終了ページ
1677
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)羊土社

T細胞は、その分化・成熟および抗原刺激に続くclonal expansion、さらには記憶T細胞への移行において、刻々と代謝システムを変化させている。これは、T細胞抗原受容体シグナルにはしまる各種転写因子の活性化と制御による。一方、薬剤等で強制的に代謝を改変した場合、逆にT細分の分化・増殖と機能を変化させうることが徐々に明らかになってきた。すなわち、代謝改変は免疫細胞のあり方を変化させることのできる新たな免疫調節法を提示する。とりわけ、がんに対する免疫応答を改善できる可能性がある。(著者抄録)

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2017&ichushi_jid=J01704&link_issn=&doc_id=20170615080017&doc_link_id=%2Fai4jigkb%2F2017%2F003510%2F018%2F1672-1677%26dl%3D0&url=https%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fai4jigkb%2F2017%2F003510%2F018%2F1672-1677%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
ID情報
  • ISSN : 0288-5514
  • ISBN : 9784758103633
  • 医中誌Web ID : 2017282426

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