共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年7月 - 2014年3月

メタボリックシンドロームにおける内因性リガンドと病原体センサーの機能的意義の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)  新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
21117007
体系的課題番号
JP21117007
配分額
(総額)
214,240,000円
(直接経費)
164,800,000円
(間接経費)
49,440,000円

本研究では、病原体センサーと内因性リガンドにより構成される「自然炎症」の観点より、メタボリックシンドロームの新たな分子機構の解明と医学応用の可能性を検証した。我々は既に、肥満に伴う脂肪組織の炎症において、飽和脂肪酸-TLR4経路が重要な役割を果たすことを報告しているが、新たに、代謝ストレスにより誘導される転写因子ATF4とATF3が、それぞれTLR4経路を正と負に制御することを明らかにした。また、肥満の脂肪組織マクロファージに選択的に高発現する病原体センサーMincleが、脂肪組織炎症の新しい制御分子であることを見出した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PLANNED-21117007/21117007seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PLANNED-21117007
ID情報
  • 課題番号 : 21117007
  • 体系的課題番号 : JP21117007