2009年 - 2011年
高励起状態生成をトリガーとして機能する分子素子の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
高励起状態からのみ進行する化学反応を検討することで分子素子へ展開することを目的とした。光機能分子の高励起状態の生成は、短波長光レーザー照射または照射間隔および照射波長を制御した複数レーザーの多段階照射(マルチレーザー照射)で行い、超高速分光を駆使することで反応過程を解明した。本研究の遂行により、新規S_2蛍光性分子、高励起三重項状態から電子移動する分子系および分子素子の開発が主たる成果として得られた。
- ID情報
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- 課題番号 : 21350075
- 体系的課題番号 : JP21350075