共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2019年3月

錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
15H01984
体系的課題番号
JP15H01984
配分額
(総額)
45,630,000円
(直接経費)
35,100,000円
(間接経費)
10,530,000円

本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に見えたりする錯視デモ)の開発、強力な色の錯視であるムンカー錯視と並置混色の連続性、加算的色変換による色の錯視の位置づけの確立などである。その他のアプローチにおいても、一定の研究の進展が見られた。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H01984/15H01984seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H01984
ID情報
  • 課題番号 : 15H01984
  • 体系的課題番号 : JP15H01984

この研究課題の成果一覧

MISC

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