2015年4月 - 2019年3月
錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に見えたりする錯視デモ)の開発、強力な色の錯視であるムンカー錯視と並置混色の連続性、加算的色変換による色の錯視の位置づけの確立などである。その他のアプローチにおいても、一定の研究の進展が見られた。
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- 課題番号 : 15H01984
- 体系的課題番号 : JP15H01984
この研究課題の成果一覧
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MISC
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日本神経回路学会2023年全国大会 抄録 2023年9月 査読有り最終著者
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VISION 34(4) 134-134 2022年12月 最終著者