共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年 - 2011年

炭素隔離技術のマスメディア報道に関する定量的・定性的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
22710041
体系的課題番号
JP22710041
配分額
(総額)
1,950,000円
(直接経費)
1,500,000円
(間接経費)
450,000円

朝日新聞を対象にした新聞報道のフレーミング分析を行った。記事の70%はポジティブにCCSを捉えているものであった。CCSのリーケージ・リスクに関する記事はほぼ皆無であった。支配的なフレーミングとしては「技術移転」、「革新的技術」、「大規模CO2削減技術」、「技術先進国としての日本」が挙げられる。引用されていたアクターは、官僚や政府、産業アクターや研究者が中心であり、環境NGOに関する引用はなかった。外国アクターとしては、アメリカやヨーロッパ、中国、インド、IEAとIPCCの国際機関に関する引用が多かった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22710041/22710041seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22710041
ID情報
  • 課題番号 : 22710041
  • 体系的課題番号 : JP22710041