2010年4月 - 2015年3月
微分方程式論からみた生物のパターン形成―分析から総合へ
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
生物の発生過程におけるダイナミックな形態形成を数理モデルを通して理解する上で必要とされる数学理論を整備するため,主に反応拡散方程式と曲面・曲線の運動方程式の解の定性的な性質を研究した.
特に,強い不均一性を許す環境下でのパターン形成が,「位置決め函数」というスカラー量を手がかりに行われることが解明され,これに基づいて生物学上より現実的な形態形成モデルをつくることができる見通しが得られた.
特に,強い不均一性を許す環境下でのパターン形成が,「位置決め函数」というスカラー量を手がかりに行われることが解明され,これに基づいて生物学上より現実的な形態形成モデルをつくることができる見通しが得られた.
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- 課題番号 : 22244010
- 体系的課題番号 : JP22244010