MISC

2006年

母親が認知する歩行開始期の子どもの扱いにくさ:1歳から3歳までの横断研究

お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター
  • 高濱裕子
  • ,
  • 渡辺利子

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1
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7
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
お茶の水女子大学

1歳から3歳までの第一子をもつ親を対象に、親が認知する子どもの扱いにくさを、性差、その理由の年齢差、親としての自己評価という視点から検討した。対象は3つの地域の乳幼児健診でリクルートされた676名の母親であった。どの年齢にも扱いにくいと認知された子どもが2割程度存在し、2歳と3歳には有意な性差が認められた。子どもが扱いにくいと認知された主な理由は、慣れにくさ・過敏さ、反抗、自己主張であった。これらの理由は加齢によって増減する傾向があった。子どもを扱いにくいと認知する親の自己評価は、そうでない親より低かった。子どもの扱いにくさの認知に関して、気質や反抗期、親への支援のあり方との関連から議論された。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006559924
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12035573
URL
http://hdl.handle.net/10083/3515
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110006559924
  • CiNii Books ID : AA12035573

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