2011年3月
日本的経営の現状分析 : わが国上場製造業への質問票調査を素材として
年報財務管理研究
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- 巻
- 号
- 22
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 11
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本財務管理学会
本稿は,日本的経営の現状の把握を目的として,東証1部に上場する製造業843社を対象にして,2010年夏に実施した調査票調査の結果とその分析に関する経過報告を行うものである。調査結果から,従業員重視・取引先重視といった「日本的経営」の特徴が多くの企業で依然として重要視されていること,経営理念の浸透についての意識が高まっていること,株価や企業価値を重視する傾向が高まっていることなどが明らかになった。また,各企業が重視する質問項目の特徴に従って,3つのクラスタ(企業群)に分類して分析した結果,いわゆる「日本的経営」の特徴を堅持しながら,「株主価値重視」の特徴を合わせ持った企業群(「ハイブリッド型日本的経営」)が,最も高い業績を残していることが示された。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009892999
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12328006
- ID情報
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- ISSN : 0917-1738
- CiNii Articles ID : 110009892999
- CiNii Books ID : AA12328006
- identifiers.cinii_nr_id : 9000286638305