2013年11月20日
「第Ⅲ部MBO 第1章MBOの意義と留意点 ⅠMBOの意義」、「第2章MBOと企業価値算定 ⅠMBOとデュ-ディリジェンス、Ⅱ株式の評価による企業価値の算定とシナジ-」『非公開化の法務・税務』
- 原著者
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- 担当区分
- 共著
- 担当範囲
- 257-276ペ-ジ,321-349ペ-ジ(全421ペ-ジ)
- 出版者・発行元
- 税務経理協会
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 学術書
- DOI
- ISBN
- 9784419059897
近年、我が国におけるM&A取引が活発化する中で、MBO(Management Buy-out マネジメント・バイアウト)の件数が増加傾向にあり、取引形態は複雑・多様で、専門家・実務家による議論等も複雑・多様である。1996年度から2009年度までに実施されたMBOは612件に上っている(注1)。MBO 関連の開示制度の観点からは、平成18年12月証券取引法改正、証券取引所による開示充実が行われ、また平成19年5月には会社法施行規則が改正され、MBO関連事項として、共通支配下関係にある会社間の吸収合併等において少数株主の「利益を害さないように留意した事項」が開示事項として追加された。本稿は、MBOの意義、企業価値とデュ-ディリジェンスについて課題と展望などをまとめたものである。
- ID情報
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- ISBN : 9784419059897