2015年4月 - 2018年3月
腸内細菌叢プロファイル変化に対応した食物由来成分による心血管内皮傷害予防法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K01717
- 体系的課題番号
- JP15K01717
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,810,000円
- (直接経費)
- 3,700,000円
- (間接経費)
- 1,110,000円
- 資金種別
- 競争的資金
心血管機能の恒常性維持には血管内皮細胞が重要な役割を果たしている。本研究では動脈硬化初期病変モデルの腸内細菌叢の変化を観察すること、さらに、血管内皮傷害を予防する食物由来成分の検索し、それらの腸内細菌叢の変化による影響を評価することを目的とした。
C57BL/6マウスに高脂肪食を投与すると、血管内膜の肥厚と内皮依存性弛緩が減弱していた。また、高脂肪食投与群ではBacteroidetesには差がなかったが、Firmicutesが有意に高かった。本研究では数種の食物由来ポリフェノールが血管内皮に作用し、血管内皮傷害予防を示唆する結果が得られたが、腸内細菌叢の変化による影響を評価できなかった。
C57BL/6マウスに高脂肪食を投与すると、血管内膜の肥厚と内皮依存性弛緩が減弱していた。また、高脂肪食投与群ではBacteroidetesには差がなかったが、Firmicutesが有意に高かった。本研究では数種の食物由来ポリフェノールが血管内皮に作用し、血管内皮傷害予防を示唆する結果が得られたが、腸内細菌叢の変化による影響を評価できなかった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K01717
- 体系的課題番号 : JP15K01717