基本情報

所属
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 安全科学研究部門 爆発安全研究グループ 研究グループ長
学位
博士(工学)(2000年3月 東京工業大学)

連絡先
ken.okadaaist.go.jp
J-GLOBAL ID
200901098179471637
researchmap会員ID
5000087104

外部リンク

爆発事故の原因究明および防止に関する研究の依頼を多く引き受けております。がん具煙火解体時の爆発事故、煙火玉の破片落下事故、イオン交換樹脂の爆発事故、三塩化窒素の爆発事故、アルキルアルミの爆発事故、ポリウレタンの爆発事故、シアン化合物の分解時の爆発性評価、THF過酸化物の爆発事故、NaK過酸化物の発火爆発事故、アジ化水素の爆発危険性評価、等々です。事故原因が明らかに分かっていても、再現実験は難しく職人的な感性が必要です。爆発のメカニズム、爆発が起こる条件などを実験的に明らかにし、化学プラントが安全に操業が行えるような研究を行っています。近年、リチウムイオン電池(LIB)の高性能化・高容量化などが進み、電気自動車、次世代モビリティー、モバイル機器等への用途がますます拡大しています。しかしながら、これら用途の拡大やエネルギー密度の増加とともに、発火・爆発の事故件数も増えています。LIBの外部環境温度が上昇し、反応暴走を起こした場合について検討しています。安全性評価の項目として、電池の温度上昇と圧力上昇を実験で測定し、反応生成ガスの生成量およびガス組成を把握する手法を確立する研究を行っています。

 


論文

  46

MISC

  36

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  24

所属学協会

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

産業財産権

  16