基本情報

所属
金沢大学 ナノ生命科学研究所 教授
(兼任) 医薬保健研究域 医学系 教授
学位
博士(医学)(大阪大学)

連絡先
hanayamamed.kanazawa-u.ac.jp
研究者番号
40403191
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-2102-3386
J-GLOBAL ID
200901049241691176

外部リンク

I. エクソソームによる細胞間情報伝達機構とその病態

エクソソームは脂質二重膜で囲まれた膜小胞で、分泌細胞由来の膜蛋白質と細胞質成分で構成されており、様々な生体応答を制御することが知られています。また、エクソソームの内側には分泌細胞由来のmRNAやmicroRNAが存在することが明らかとなり、細胞間の遺伝子発現情報の交換に関与する可能性が示唆されています。私達はエクソソームに関して、次の3つの基本課題を明らかにすることを目標にしています。

(1)エクソソーム形成・放出の分子機構
(2)エクソソームの生理的・病態生理的機能
(3)エクソソームの生体内動態

特に、エクソソームを介した免疫制御機構や神経変性疾患の発症機構、癌の進展機構などを解明し、エクソソームを標的にした/エクソソームを用いた予防・診断・治療法の開発に貢献することを目指しています。

II. 自然免疫による自己炎症疾患の発症機序

近年、マクロファージなどの自然免疫の異常による自己炎症疾患が注目されています。私達は、マクロファージによる血球貪食や他者融解を介した組織傷害の発症機序の解明に取り組んでいます。

(1)血球貪食症候群:生体内で重篤な炎症反応が生じると、マクロファージが暴走し自己の血球を生きたまま貪食することで、致死的疾患を引き起こします。その発症機構を解明し治療法を開発することを目指しています。
(2)他者融解:炎症時にマクロファージや好中球は消化酵素を細胞外へと放出し周辺組織の破壊を引き起こします。この過程の制御機構を解明し、血管炎などの組織傷害を抑制することを目指しています。


主要な論文

  42

主要なMISC

  16

主要な書籍等出版物

  7

主要な講演・口頭発表等

  92

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  24

主要な学術貢献活動

  7

主要な社会貢献活動

  14

主要なその他

  1
  • ○エクソソームの精製・検出・定量技術の開発 ○エクソソームの生理的・病理的意義の解明 ○エクソソームの生体内イメージング法の開発 ○エクソソームを用いた/標的にした創薬 ○血球貪食症候群の治療薬の開発 ○他者融解による組織傷害の阻害薬の開発