2006年 - 2009年
ホイスラー型機能性新材料の創製-その相安定性と物性-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(S) 基盤研究(S)
Ni基およびCo基を中心とした機能性ホイスラー化合物に関して、その磁気変態や相安定性を幅広く調査してその基礎物性を明らかにした。その結果、NiCoMnAl, FeMnGa, PdFeIn系において新規ホイスラー系磁性形状記憶合金を開発した。また、NiCoMnIn合金では逆磁気熱量効果が生じることを確認し、磁気冷凍材料への応用の可能性を評価した。また、Co基では相安定性とキュリー温度が共に高い新規ハーフメタル強磁性体としてCo_2(Ti, Fe)Al合金を開発し、TMRデバイスへの応用可能性を示した。
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- 課題番号 : 18106012
- 体系的課題番号 : JP18106012