その他

2011年4月

広域連携HPCのための統計情報に基づくジョブスケジューリングに関する研究


広域多拠点に配置されている計算機資源を効率的に連携させるジョブスケジューラの開発を行い、広帯域高遅延ネットワークを介しても安定した高性能演算を可能とする広域ハイパフォーマンスコンピューティング環境を実現する。利用者からは単一基盤としてサービスを享受できるクラウド型HPCサービス(以下、HPCクラウド)を創出することで、利用者のスパコン利用の利便性を向上させるとともに、広域MPI実行によって更なる大規模問題を計算可能させることが期待できる.また副次的な効果として、本手法により計算システムの負荷変動予想を行うことによる、大規模計算センターにおける計算システムの運用の高効率化にも寄与できると考えられる。