2004年
C-CUP法を用いた気液界面における運動量輸送量の評価-大気海洋界面での交換物理量の評価に向けて-
ながれ
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 23
- 号
- 5
- 開始ページ
- 395
- 終了ページ
- 407
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11426/nagare1982.23.395
- 出版者・発行元
- 日本流体力学会
大気海洋界面での交換物理量の評価方法の構築のために,気液二相流計算が可能な計算体系においてC-CUP法を適用し,界面変形の影響が無視できない風速減を境界条件として数値計算を行った.乱流統計量の解析により,自由界面近傍における速度変動の鉛直成分が増大することが示唆され,自由界面の変形に件い生成されるReynolds応力による乱流エネルギーの気相側から液相側への輸送機構が,実験データと良く対応することを示した.さらに,定量的に求めた平均風速値に対する摩擦応力と,界面変動の関係を実験値と比較することにより,本研究における本数値計算の妥当性を定量的に示した.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11426/nagare1982.23.395
- ISSN : 0286-3154
- ISSN : 2185-4912
- CiNii Articles ID : 110003969412
- CiNii Books ID : AN00175191