書籍等出版物

2011年

バイオセンサへの応用 〜酵素燃料電池型バイオセンサから自立型バイオセンサへ〜

  • 山崎 智彦
  • ,
  • 早出広司

記述言語
日本語
著書種別

生物燃料電池は金属触媒を用いた水素燃料電池と異なり、アノードの生体触媒を選択することで、様々な物質を燃料とすることができる。本節では、酵素燃料電池の研究開発の中で、酵素燃料電池を応用したバイオセンサについて現在までの報告を紹介する。また、酵素燃料電池型バイオセンサの特徴を生かした、"stand-alone", "self-powered"である自立型バイオセンサについてその構成、測定原理、センサとしての特性を筆者らの研究成果を中心に説明する。