河西 秀哉

J-GLOBALへ         更新日: 18/10/04 06:45
 
アバター
研究者氏名
河西 秀哉
 
カワニシ ヒデヤ
eメール
kawanishi.hideyae.mbox.nagoya-u.ac.jp
URL
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~nihonshi/
所属
名古屋大学
部署
人文学研究科
職名
准教授
学位
博士(歴史学)(名古屋大学), 修士(文学)(名古屋大学)

プロフィール

(1)象徴天皇制の形成・展開過程について研究を進めています。
 特に、マスメディアとの関係性に注目し、そこに描かれる像の変化を通じて、象徴天皇制の変容過程を検討しています。また、明仁天皇・美智子皇后の思想と行動に注目し、イメージとの差異を明らかにしながら、象徴天皇制の捉えられ方について検討しています。さらに、戦前からの連続性/非連続性に注目しながら、象徴天皇制の基盤・源流とも言える過程を検討しています。

(2)戦後日本における合唱運動について研究を進めています。
 特に、一緒に歌うこと、サークルとしての意味、それらと芸術性との関連性が近現代史のなかでどう受けとめられていたのかを検討しています。また、うたごえ運動について、その全容を明らかにするために、史料収集・分析、関係者への聞き取りなどを行っています。

研究分野

 
 

経歴

 
2018年10月
 - 
現在
名古屋大学大学院 人文学研究科 准教授
 
2014年4月
 - 
2018年9月
神戸女学院大学 文学部総合文化学科 准教授
 
2011年4月
 - 
2014年3月
神戸女学院大学 文学部総合文化学科 専任講師
 
2010年4月
 - 
2011年3月
名古屋大学・兵庫県立大学・大阪産業大学 非常勤講師
 
2007年4月
 - 
2010年4月
京都大学 大学文書館 助教
 

学歴

 
2002年4月
 - 
2005年4月
名古屋大学大学院 文学研究科 人文学専攻日本史学専門博士後期課程
 
2000年4月
 - 
2002年3月
名古屋大学大学院 文学研究科 人文学専攻日本史学専門博士前期課程
 
1996年4月
 - 
2000年3月
名古屋大学 文学部 人文学専攻日本史学専門
 

委員歴

 
2013年10月
 - 
2015年10月
日本史研究会  編集委員
 
2011年12月
 - 
現在
同時代史学会  理事・関西研究会委員
 
2007年10月
 - 
2009年10月
日本史研究会  研究委員
 
2007年4月
 - 
現在
近現代史研究会  編集委員
 
2002年4月
 - 
2004年3月
名古屋歴史科学研究会  事務局長
 

受賞

 
2017年3月
朝日新聞大阪本社 関西スクエア賞
 

論文

 
河西 秀哉
大原社会問題研究所雑誌 = The journal of Ohara Institute for Social Research   (707) 7-19   2017年9月
河西 秀哉
Juncture : 超域的日本文化研究   (7) 30-37   2016年3月
河西 秀哉
Juncture : 超域的日本文化研究   (6) 86-99   2015年3月
河西 秀哉
女性学評論   29 119-133   2015年3月
This paper considers how history relating to women is taught in Japanese high schools. Based on my examination of eight textbooks that were created in line with the newly revised (March 2009) curriculum guidelines, I show how women's issues are co...
河西 秀哉
論集   61(2) 51-61   2014年12月
本稿は、高校の日本史の授業で、女性に関する歴史がどのように教えられているのかを検討するものである。2009年3月に改正された新しい学習指導要領に基づいて作成された日本史Bの教科書8冊を検討し、その中で女性の問題がどのように取り上げられているのかを明らかにした。本稿では特に、近現代史をその検討対象としている。男性に比べて、女性の人物は教科書で取り上げられることも少ない。また、取り上げられる女性も特定の人物に集中している。女性に関する記述は、曖昧な部分も少なくない。こうした現状に対して、女性史...
河西 秀哉
女性学評論   28 27-46   2014年3月
日本近現代における売買春について論じた。近世より継続していた売春は、マリア・ルース号事件を契機に、1872年に「芸娼妓解放令」へと結実する。これは、文明開化の一つとして実施されたもので、前近代的な身売りは建前上禁止された。しかし実際は、「自由意志」に基づく稼業として、売春は継続する。こうした仕組みは、欧米の制度を視察して構築されたもので、前近代の売春制度は欧米流の売春統制制度を基にした「公娼制度」へと再編された。つまり、売春に国家の公認が得られたとも言える。政府は私娼の取り締まりは行うもの...
河西 秀哉
論集   60(1) 75-91   2013年6月
本稿が明らかにするのは、初期のうたごえ運動の活動実態である。うたごえ運動は、1948年に関鑑子(せきあきこ)によって、中央合唱団が結成されたことにより始まった。1953年に「第1回日本のうたごえ祭典」が開催され、その後、全国に急速に広まっていく。中央合唱団は共産党系の青年組織である日本共産青年同盟の音楽部門として結成されたことからもわかるように、共産党の影響を大きく受けていた。しかしうたごえ運動は共産党の影響下にあったわけではなく、社会の動向に大きく影響を受け、歌を通して平和を追求する運動...
河西 秀哉
Notre critique : history and criticism   (6) 2-17   2013年5月

Misc

 
河西 秀哉
Notre critique : history and criticism = ノートル・クリティーク : 歴史と批評   (10) 67-86   2017年5月
河西 秀哉
歴史学研究   (954) 37-43   2017年2月
河西 秀哉
季論21 : intellectual and creative   (38) 121-131   2017年
河西 秀哉, 原 武史
中央公論   130(9) 32-41   2016年9月
河西 秀哉
本郷   (120) 26-28   2015年11月
新刊紹介『新修彦根市史 第4巻 通史編 現代』
河西 秀哉
日本史研究   (635)    2015年7月
松尾 尊兊, 河西 秀哉, 秋元 せき
日本史研究   (632) 49-72   2015年4月
河西 秀哉
Notre critique : history and criticism = ノートル・クリティーク : 歴史と批評   (8) 74-78   2015年5月
河西 秀哉
福音と世界   68(10) 8-13   2013年10月
河西 秀哉
史林   94(5) 802-807   2011年9月
河西 秀哉
京都大学大学文書館研究紀要   (8) 69-87   2010年2月
畔上 直樹, 河西 秀哉
日本史研究   (577) 9-13   2010年9月
河西 秀哉
京都大学大学文書館研究紀要   (8) 63-67   2010年2月
河西 秀哉
弘前大学国史研究   (127) 41-44   2009年10月
河西 秀哉
Cures newsletter = 地域経済ニューズレター (Center for Urban and Regional Studies)   79 11-12   2008年3月
[特集] 戦後史のなかのアジア・太平洋戦争
河西 秀哉
京都大学大学文書館研究紀要   (6) 99-121   2008年1月
河西 秀哉
史学雑誌   118(5) 845-848   2009年
河西 秀哉
史林   89(4) 626-634   2006年7月

書籍等出版物

 
吉川弘文館   2018年5月   ISBN:4642083332
河西 秀哉
吉田書店   2018年3月   ISBN:4905497612
河西 秀哉
人文書院   2018年2月   ISBN:4409520687
岩波書店   2017年7月   ISBN:4000247239

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
うたごえ運動の歴史学的研究
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 河西 秀哉
続・皇室関係番組の歴史的変遷
放送文化基金: 放送文化基金助成
研究期間: 2016年4月 - 2017年3月    代表者: 河西 秀哉
皇室関係番組の歴史的変遷
放送文化基金: 放送文化基金助成
研究期間: 2015年4月 - 2016年3月    代表者: 河西 秀哉
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2014年 - 2015年    代表者: 池内 敏
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2013年 - 2015年    代表者: 河西 秀哉
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2013年 - 2015年    代表者: 庄司 俊作
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2012年 - 2014年    代表者: 森 暢平
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2008年 - 2012年    代表者: 永井 和
1.大正10,11年分の日記を収録した『倉富勇三郎日記』第2巻を年度内に刊行することはできなかったが、すでに本文、索引はできあがっており、これに解説をつけて平成24年6月には、第1巻に続いて国書刊行会より刊行される。2.大正12,13年分の日記からなる『倉富勇三郎日記』第3巻の刊行準備については、すでに翻刻が完了しており、校閲もほぼ9割がおわっている。3.大正14年分の日記については、80%が翻刻済みであり、一部校閲を開始している。大正15年についても翻刻は60%終了している。4.倉富家所...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2008年 - 2011年    代表者: 河西 秀哉
本研究は、第一次世界大戦後から1950年代後半までを対象時期として設定し、象徴天皇制の思想的基盤の解明を試みようとしたものである。第一次世界大戦後の世界的君主制の危機を踏まえ、日本でも近代天皇制の再編に関する構想が提起された。昭和戦前期にももちろん断絶した部分もあるが、構想が継続し、敗戦後へと繋がった。それは、大衆化・現代化といった問題への対応だったと考える。