2013年5月
マレーシア,インドネシアからのパーム油輸出について : 仕向地,精製形態の変化にみる需要増の要因
社会科学
- 巻
- 43
- 号
- 1
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 26
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 同志社大学
本稿の目的は,アブラヤシ,並びにそれを原料とするパーム油の2大生産国であるマレーシアとインドネシアからのパーム油輸出の仕向地と,その精製形態の変化の態様を明らかにすることで,1980年代末以降2011年までの両国からのパーム油輸出の増大要因について検討することである。両国からのパーム油輸出がとりわけ急速に増大してきたのは2000年前後からであるが,本稿では最近10年余のパーム油輸出の動態に特に焦点を当て,2国間の共通点と相違点に留意しながら両国の特徴を明らかにする。そのなかで,近年特にマレーシア,インドネシア両国間の パーム油貿易をめぐる関係に顕著な変化が認められることを指摘し,その変化がもつ意味についても考察する。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009585976
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00108933
- ID情報
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- ISSN : 0419-6759
- CiNii Articles ID : 110009585976
- CiNii Books ID : AN00108933